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今さら聞けない「ドコモ mini」は結局、ahamoやirumoとどう違うのか?

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(Image:Shutterstock.com)※画像は一部編集部で加工しています
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2025年6月、ドコモは料金プランを刷新し、新たに「ドコモ mini」と「ドコモ MAX」の提供を開始しました。これに伴い、従来提供されていた「irumo」や「eximo」は新規受付を終了しました。この変更により、「名前が似ていて違いがわからない」「自分に合うプランはどれ?」と混乱している方も多いのではないでしょうか。

この記事では、特に選択肢として比較されやすい料金プラン、「ドコモ mini」「ahamo」、そして受付終了した「irumo」について、サービス内容や料金、手続きの違いをご紹介します。

「ドコモ mini」は結局、ahamoやirumoと何が違う?

「ドコモ mini」は結局、ahamoやirumoと何が違う?1
(画像はスマホライフPLUS編集部作成)

まず、かつての「irumo」は「ドコモ mini」にその役割を引き継ぎ、よりドコモのファミリー割引やセット割との連携が重視される形になりました。

逆に言えばこうしたセット割の必要性が小さく、現状の「irumo」のサービス内容に満足している方は「現在契約中の内容のまま、当面そのまま使い続ける」のが良いでしょう。

では今回の刷新を機に「ドコモmini」と「ahamo」のどちらに変更すべきかを見ていきましょう。

詳しく見ていきましょう。

容量の違い

従来のirumoは、0.5GB、3GB、6GB、9GBの4種類から選択可能なプランでした。このうち0.5GBや3GBなど小容量のプランを選んでいた方にとって、後継になり得るのがドコモminiです。

ドコモ miniは、「小容量・手厚いサポート・割引前提」のプランです。データはあまり使わないけれど、困ったときにはショップで相談したい、そしてドコモ光などのセット割で料金を安くできる、という方に最適です。

一方、ahamoは「中〜大容量・オンライン完結・シンプル料金」のプラン。料金のわかりやすさとデータ量を重視し、自分で手続きを進められる方にぴったりの選択肢と言えるでしょう。

料金比較

料金比較1
(画像はスマホライフPLUS編集部作成)

小容量から中容量まで対応する「ドコモ mini」は、SNSやネットを軽く使う人に向いており、料金を抑えつつドコモ回線の品質を利用できるのが魅力です。

一方、オンライン専用の「ahamo」はシンプルでわかりやすいプランで、30GBをリーズナブルに使えるほか、大盛りオプションを付ければ110GBまで利用可能です。さらに海外ローミングが標準で付いているため、海外に行く機会の多い人にも適しています。

また、「irumo」は、0.5GBから9GBまでの小容量を柔軟に選べるのが特徴で、自宅でWi-Fiを利用するなど外であまりデータを消費しない人に重宝されていましたが、現在は新規受付を終了しています。

注目すべきは、ドコモ miniの4GBプラン(2,750円)とahamoの30GBプラン(2,970円)の価格差はわずかです。割引を考慮しない場合、ahamoの方がデータ量あたりのコストパフォーマンスは圧倒的に高いと言えます。

割引サービスの違い

割引サービスの違い1
(画像は「ドコモ」公式サイトより引用)

ドコモ miniの最大の魅力は、各種割引を適用した後の料金の安さにあります。ahamoには適用されない割引が多く、これが両プランの最大の違いです。

ドコモ miniで適用可能な主な割引は以下の通りです。

・ドコモ光セット割 / home 5G セット割: -1,210円/月
・dカードお支払割: -550円/月(キャンペーン価格)
・ドコモでんきセット割: -110円/月

これらの割引をすべて適用すると、ドコモ miniの4GBプランは月額880円(税込)という非常に安価な料金で利用できます。一方、ahamoはこれらの割引が一切適用されません。料金は常に2,970円(30GB)です。

通話サービスとオプション

通話に関するサービスも大きな違いがあります。

・ahamo: 1回5分以内の国内通話が無料で基本料金に含まれています。
・ドコモ mini: 無料通話は含まれておらず、通話料は30秒あたり22円(税込)です。

短い電話を頻繁にかける方はahamoが有利です。長電話が多い方向けには、両プランで有料の「かけ放題オプション」が用意されています

どの料金プランに加入するかによって「サポート体制」は違う?

どの料金プランに加入するかによって「サポート体制」は違う?1
(画像はスマホライフPLUS編集部撮影)

スマホの操作に不安がある方にとっては、サポート体制も重要な判断材料になります。

ドコモ miniの加入者は、全国のドコモショップで、契約手続きから操作方法の相談まで、無料で対面サポートを受けられる一方で、ahamoの場合、サポートはオンラインのチャットが基本です。ドコモショップでのサポートも受けられますが、「ahamo WEBお申込みサポート」など、1回3,300円(税込)の有料サービスとなります。

総じてドコモ miniはドコモショップでのサポートやセット割に強みを持つ、irumoの後継に近しい小容量かつ手厚いプランです。

一方、このセット割の適用条件などには「わかりづらさ」も否めません。料金体系のシンプルさを求め、なおかつ中容量以上も求めるならば、今回のプラン刷新を機にahamoに乗り換えるのも一案です。

加えて従来、irumoを使い続けていて、そのサービス内容に満足しているならば「irumoを使い続ける」のも良いでしょう。既存契約者向けのサービス提供は新規受付申し込み終了後も継続しているため、当面使い続け、必要に応じて乗り換え先を順次検討するとよいでしょう。

※サムネイル画像(Image:Shutterstock.com)※画像は一部編集部で加工しています

スマホライフPLUS編集部

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