スマホが故障や不具合を起こすと、連絡手段が途絶えたり、大切なデータが消えてしまったりして非常に困るものだ。では、いったいどれくらいの人がこのようなトラブルを経験しているのだろうか。今回は、「iPhoneが故障したときの対処方法」についての調査結果を紹介しよう。

iPhoneユーザーの約3人に1人が故障や不具合を経験

NEXERは、2025年8月29日~9月5日、「iPhoneを使用したことがある」と回答した全国の男女391人を対象に、iPhoneが故障したときの対処方法に関するアンケートを実施した。
「iPhoneが故障や不具合を起こした経験はありますか?」と尋ねたところ、31.2%が「ある」と回答。具体的な不具合としては、「急に電源が落ちる」「画面が割れた」「タッチパネルの一部が反応しない」といった声が寄せられ、端末の機能に直接関わるトラブルを経験している人が多いことが分かる。

続いて、「その故障や不具合はどのように解決しましたか?」と質問したところ、最も多かったのは「修理に出した」で36.9%、僅差で「買い替えた」が35.2%だった。合わせて約6割のユーザーが自力での解決よりも専門家に頼る、あるいは新しい端末に切り替える選択をしていた。iPhoneの精密さや構造の複雑さから、安易な自己修理を避け、確実な方法を選ぶ傾向が強いようだ。一方で、「そのまま使い続けた」と回答した人も9.0%おり、一定数は修理に出さずに使用を続けていることが明らかになった。
過半数が「Apple正規修理サービス」を利用

4割近くの人がiPhoneを修理に出していることがわかったが、では実際にどこへ修理に出しているのだろうか。iPhoneを修理に出したことがある人に「どこを利用しましたか」と尋ねたところ、51.1%が「Apple正規修理サービス」と回答。その理由としては、「修理するなら確実性を求めたかったから」「安全である」といった声が多く、公式サービスの信頼性や安心感を重視している人が多いことがわかる結果となった。次いで多かったのは「キャリアショップ」で26.7%、「修理専門店」が15.6%だった。これらは、手軽さや料金の安さといった点が選ばれるのだろう。
もちろんiPhoneに不具合が生じないことが一番だが、近年は携帯端末の価格が高騰していることもあり、できるだけ長く同じ端末を使おうと考える人が増えている。だからこそ、故障や不具合が発生したときには、「確実に修理して長く使い続けたい」と考える人が多いのかもしれない。
出典:【ダイワンテレコム /ダイワンテレコム岐阜店】
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