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一眼レフの代わりとしてハイエンドスマホを購入するのはアリ?カメラ性能が高いスマホ3選

今や写真はスマホで撮るのが当たり前の時代。その性能は年々向上し、かつてはプロや写真愛好家の領域であった一眼レフカメラに迫るほどの描写力を持つ機種も登場しています。

とはいえ、果たして「一眼レフの代わりにハイエンドスマホを購入する」のは現実的なのでしょうか?

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(画像はスマホライフPLUS編集部作成)
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今回はiPhone 17 Proなどを主な例に、そのカメラ性能と一眼レフとの違いを徹底比較。さらに、カメラ性能に定評のあるおすすめのハイエンドスマートフォンを3機種厳選してご紹介します。

ハイエンドスマホは一眼レフの領域に達したのか?

ハイエンドスマホは一眼レフの領域に達したのか?1
(画像は「Apple」公式サイトより引用)

カメラ性能が高いハイエンドスマホの代表格は、iPhoneのProモデルです。近年のiPhone、特にProモデルのカメラの進化は「コンピュテーショナルフォトグラフィ」、つまりAIによる画像処理技術の進化が牽引しています。センサーサイズが大きくなり、より多くの光を取り込めるようになったことに加え、撮影した複数の画像を瞬時に合成し、最適な一枚を生成する「Deep Fusion」や、明暗差の激しい場面でも白飛びや黒つぶれを抑える「スマートHDR」といった機能が、誰でも簡単に美しい写真を撮影できる環境を実現しています。

特に明るい日中の撮影においては、iPhoneが生成する写真は、一眼レフに勝るとも劣らないほど鮮やかで、SNS映えする「見栄えの良い」写真を手軽に得られます。

ハイエンドスマホは一眼レフの領域に達したのか?1
(画像は「ライカ」公式サイトより引用)

では「ハイエンドスマホは一眼レフの領域に達した」と言えるのでしょうか。

結論から言えば「イメージセンサーのサイズでスマホは一眼レフに遠く及ばない」「レンズ群のバリエーションでもスマホは一眼レフに遠く及ばない」のも、また現実ではあります。

ニコンやライカなどの一眼レフ(ミラーレス含む)が採用するフルサイズセンサー(約36mm×24mm)は、スマートフォンのセンサーと比較して圧倒的に巨大であり、光の情報量の多さが写真の品質そのものを大きく引き上げているのです。プロの現場では、ハイエンドスマホが一眼レフの完全な代替とはなりにくいのが現実です。

もっともその分、画像処理技術の進歩には目を見張るものがあるのもまた事実です。

・ノイズを極限まで抑えたい夜景撮影
・ポスターサイズへの大判プリントを前提とした撮影

といったプロユース『以外』の領域において、ハイエンドスマホで撮影した写真と、一眼レフで撮影した写真は、一般的な用途ではほとんど差が無いと言えるでしょう。むしろデータ転送の手軽さや、専門のフォトグラファーでなくても十分な写真を撮れる補正技術により、スマホの方が便利な場面もあるのです。

カメラ性能で選ぶ!おすすめハイエンドスマホ3選

カメラ性能が優れているハイエンドスマホ3選をご紹介します。

iPhone 17 Pro

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(画像は「Apple」公式サイトより引用)

iPhoneの強みは、その安定感と信頼性にあります。最新のiPhone 17 Proは、4800万画素のメインカメラに加え、超広角、望遠レンズも高画素化し、センサーシフト式の手ぶれ補正で暗所でもクリアな撮影が可能です。

特に動画性能の評価は非常に高く、映画制作にも使われるProResフォーマットでの撮影に対応し、強力な手ブレ補正機能「アクションモード」は、まるでジンバルを使ったかのような滑らかな映像を撮影できます。写真も動画も、難しいことを考えずに最高のクオリティを求めるなら、iPhone Proモデルがもっとも有力な選択肢となるでしょう。

Samsung Galaxy S25 Ultra

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(画像は「Samsung」公式サイトより引用)

SamsungのGalaxy Sシリーズのフラッグシップモデルは、常にスマートフォンのカメラ性能の限界に挑戦し続けてきました。最新のGalaxy S25 Ultraは、約2億画素という圧倒的な高画素センサーを搭載し、細部まで驚くほどシャープに再現します。

さらに、AIを活用したズーム機能は、高倍率でも画質の劣化を抑え、遠くの被写体もクリアに捉えることができます。夜間撮影に特化した「ナイトグラフィー」機能も進化しており、暗い場所での動画撮影でもノイズの少ない鮮やかな映像を記録できます。AIによる被写体の切り抜きや移動といったユニークな編集機能も充実しており、撮影後の楽しみも提供してくれます。

Xiaomi 15 Ultra

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(画像は「Xiaomi」公式サイトより引用)

近年、カメラ好きの間で大きな注目を集めているのが、ドイツの名門カメラメーカー「ライカ(Leica)」と共同開発したカメラを搭載するXiaomiのハイエンドモデルです。

Xiaomi 15 Ultraは、スマートフォンとしては最大級の1インチイメージセンサーと、ライカの厳しい基準をクリアした「Leica Summilux(ズミルックス)光学レンズ」を採用。

これにより、豊かな光量を取り込み、階調豊かでノイズを抑えた深みのある描写を可能にしています。

ライカ監修による「Leicaオーセンティック」や「Leicaビビッド」といったカラーモードを選択すれば、ライカ特有の深みのある色合いや美しい陰影表現を手軽に楽しむことができます。単なる「記録」ではなく、情緒的な「作品」を撮りたいと考える人にこそ試してほしい一台です。

キャリアの購入プログラムが使える「カメラ」としてのスマホ

ここまで見てきたように、ハイエンドスマートフォンのカメラ性能は非常に魅力的ですが、その価格は20万円を超えることも珍しくなく、購入をためらう人も多いでしょう。また20万円を超える端末を「毎日ポケットに入れて持ち歩く」のは不用心な感も否めません。

そこでおすすめなのが、「カメラとしてハイエンドスマホを使い、普段使いは格安スマホで済ませる」という新しい使い分けです。

キャリアの購入プログラムが使える「カメラ」としてのスマホ1
(画像は「ドコモ」公式サイトより引用)

たとえばドコモの「いつでもカエドキプログラム」は残価設定型24回払い、ソフトバンクの『新トクするサポート』は48回払いで、それぞれ約2年後に端末を返却することで残りの支払いが免除される仕組みとなっています。これを利用すれば、高価なハイエンドスマホを実質半額程度で2年間使えます。

つまり、「最新のカメラ性能を2年間のレンタル感覚で利用する」と割り切るのです。そして、通話やSNS、決済といった日常的な用途には、数万円で購入できる必要十分な性能を持った格安スマートフォンを別途用意します。

写真を撮りたい特別な日や旅行の時だけ、最高のカメラ性能を持つハイエンドスマホを持ち出す。普段は軽快でバッテリーを気にせず使える格安スマホで過ごす。

このような「2台持ち」のスタイルは、高価な一眼レフカメラを購入し、レンズやアクセサリーを揃え、メンテナンスしていくコストと比較しても合理的で賢い選択肢と言えるでしょう。

スマホライフPLUS編集部

スマホライフPLUS編集部

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