iPhoneを使っていて「最近バッテリーの減りが早い」と感じることはないだろうか。そんなときの対応策としては買い替え、もしくはバッテリー交換が手段として挙げられる。年々機種の価格が上がっている中、バッテリー交換を選ぶ人はどれくらいいるのか、調査結果を見てみよう。

使用量に関係なくバッテリーが減りやすい現象、多くの人が経験

NEXERとダイワンテレコムは2025年11月、iPhoneを使用したことがある全国の男女300人を対象に、「iPhoneの故障や不具合に関するアンケート」を実施した。
「iPhoneのバッテリーの減りが早くなったと感じたことはあるか」の調査では、78%が「ある」と回答し、iPhoneのバッテリー劣化は身近な悩みとして広く共有されているようだ。

また、「どんなときにバッテリーの減りが早いと感じたか」の調査で、最も多かった回答は「普段よりスマホを使っていないのに、バッテリーがすぐ減る」(53.8%)という声。次いで、「充電してもすぐ減ってしまうとき(51.7%)」、「朝100%にしても夕方にはなくなるとき」(36.8%)など、日常利用で不安定さを感じる声が多く挙がった。多くのユーザーは、使用量に関係なくバッテリーの減りの早さを感じた経験があるようだ。
バッテリー交換より買い替え派が多数?

iPhoneのバッテリーの減りが早くなったと感じたことがあると回答した人のうち、「iPhoneのバッテリーを交換したことはあるか」を聞いた調査では、「ない」と回答した人が78.2%と、約8割にのぼった。「バッテリーの減りが早い」経験がある人は多い一方で、交換で対策する人は少ないようだ。
交換しなかった理由としては、「バッテリー交換をするより、新しいスマホに買い替えた方がいい」「機種変更のタイミングが近かった」と買い替えを優先する声が多く挙がった。一方で、「交換できると思っていなかった」「交換しても改善するか不安だった」など、交換サービス自体が身近ではなく、そもそも交換できることを知らない人も一定数いた。
バッテリー交換は端末を長く快適に使うための有効な選択肢。買い替えの必要に迫られていない場合は、一度検討してみてはいかがだろうか。
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