スマホがどの世代にも広く普及し、新モデルも続々と登場する時代。新型スマホの発売に伴い、これまで使っていた端末を買取に出す人も増えている。そこで今回、中古スマートフォンの個人向け販売・買取サービス「にこスマ」を運営する株式会社Belongが、「にこスマ」における2025年11月の中古スマホ・機種別販売数および買取数ランキングを発表した。中古として販売数の多いモデルだけでなく、買取数の多いモデルについても見ていこう。

中古スマホで販売数がもっとも多いのはiPhone SEの第3世代

今回の調査結果によると、中古スマホの販売数ランキングでは「iPhone SE(第3世代)(64GB)」が前月同様にトップとなった。2位は「iPhone13(128GB)」で、3位には「iPhone SE(第3世代)(128GB)」、4位には「iPhone SE(第2世代)(64GB)」が続き、中古スマホでは「iPhone SEシリーズ」がいかに人気かということが明らかになった。5位以降は、8位のAndroidシリーズ「arrows Be4 Plus」以外すべてiPhoneシリーズとなっており、中古市場においてもiPhoneが根強い人気を誇っていると分かる。また、7位には「iPhone 8(64GB)」がランクインしており、「iPhone X」や「iPhone 11」を上回っている点も興味深い。
販売数ランキングからは、iPhoneの圧倒的な人気に加え、必ずしも最新モデルが選ばれているわけではないことが分かる。
スマホの買取数がもっとも多かったのもiPhone SEシリーズ

スマホの買取数ランキングについても結果を見てみると、1位は「iPhone SE(第2世代)(64GB)」となった。次いで2位は同モデルの128GB、3位は「iPhone SE(第3世代)(64GB)」となり、iPhone SEシリーズがトップ3を占めており、所有率の高さがうかがえる。4位以降のランキングに関しても、すべてiPhoneシリーズが席巻し、Androidシリーズはどれもランクインしていない。機種ごとの合計では、iPhone SEシリーズやiPhone 11、iPhone 12など、発売から5年前後経過した機種の買取数が多いということが分かる。
スマホの中古市場が盛り上がりを見せている背景には、新品価格の高騰が大きく影響していると考えられる。これからスマホの価格がどうなっていくのかにも注目したいところだ。
出典:【にこスマ】
※サムネイル画像は(Image:「Apple」公式サイトより引用)





