iPhoneのストレージ容量が不足して困っている人は多いでしょう。そのような場合は、写真アプリの「重複項目」で、同じもしくはよく似た写真や動画を検出して自動的に整理できる機能を使ってみてください。不要な写真や動画を削除することで、少しはストレージの空き容量を確保できます。
iPhoneのストレージを圧迫する重複写真＆動画を削除しよう！
iPhoneの写真アプリには不要な写真や動画が溜まりがちです。たとえば、AirDropで同じ写真を何回も受け取ったり、SNSで同じ写真や動画を複数ダウンロードしていることがあります。
また、iPhoneのカメラで連射して写真を撮ってしまうと、ほとんど同じような写真が何枚も保存されてしまいます。
実は、これらが意外とiPhoneのストレージを圧迫している場合もあるんですね。でも、いちいち写真アプリを開いて、重複した写真や動画を目視で確認していくのは至難の業です。
そこでオススメしたいのが、iPhoneの写真アプリにある「重複項目」。これなら、重複した写真や動画を自動検出して、簡単に一括削除（結合）することができるんです。
iPhoneなら重複写真と動画を自動検出して一括削除できる！
重複した写真や動画を検出して削除（結合）する手順は、とても簡単です。まず、iPhoneで「写真」アプリのライブラリを開き、画面下部の「コレクション」をタップ。次に、画面をスワイプして、画面下部の「ユーティリティ」内にある「重複項目」をタップします。ただし、重複した写真や動画がない場合は「重複項目」は表示されません。
「重複項目」アルバムを開いたら、画面右上の「選択」をタップした後、「すべてを選択」するか、削除したい項目だけ選択しましょう。
最後に、画面右下の「ゴミ箱」アイコンをタップすると、重複写真や動画を「削除」できます。このとき、重複項目を結合したい場合は、「結合」タップし「〇個の完全に重複するコピーを結合」をタップしましょう。
すると、より高品質の写真や動画だけがライブラリに残され、ほかは「最近削除した項目」アルバムに移動されます。
ただし、削除された写真や動画は30日間「最近削除した項目」に保管されるため、ストレージの空き容量を今すぐ確保したい場合は、「最近削除した項目」のほうも削除しておきましょう。
※この機能を実行する前に、大切な写真や動画は事前にUSBメモリやパソコンなどに保存しておくことをオススメします。
重複した項目を削除する手順
まとめ
いかがでしょうか？ 今回はiPhoneに保存された重複する写真や動画を自動検出し、一括削除できる「重複項目」の機能を紹介しました。
もし、日常的にSNSなどで気になった写真や動画をとりあえず保存している人なら、重複項目を利用することで、想像以上にストレージの空き容量を確保できるかもしれません。
※本文中の写真はiPhone 16のiOS 26.1を使用しています
