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子どものスマホ利用、ルール未設定が4割超 管理の重要性が浮き彫りに

年齢を問わず、幅広い世代に普及し続けるスマホ。子どももシニアも、スマホが使えないと不便を感じる場面も多い時代だが、実際に子どもにスマホを持たせる保護者はどのように考えているのだろうか。LINEヤフー株式会社は今回、2025年11月に、全国の保護者1,052人を対象に実施した「子どものスマートフォン利用と家庭内のセキュリティ意識に関する調査」のアンケート結果を公表した。

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(Image:Shutterstock.com)
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最も多かったヒヤリ事例は「全く知らない人とのコミュニケーション」

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保護者はさまざまなヒヤリを経験しているようだ(「LINEヤフー株式会社」調べ)

今回の調査結果から、2024年12月~2025年11月の1年間で保護者の28.4%が子どものインターネット関連のトラブルやヒヤリとする経験があったと回答。過去1年間の子どものインターネット関連トラブルやヒヤリとした内容は、「保護者が全く知らない人とコミュニケーションをとっていた」が11%で最も多いことが明らかになった。今でこそ、SNSなどで誰とでもつながれる時代ではあるが、子どもが知らない人とコミュニケーションをとっているという事実は、リスクが伴う可能性があるといえる。次いで「不審なURLを開いたり個人情報を入力したりしていた」が6.6%で続き、他にも「保護者に無断でゲームやアプリに課金した」「年齢制限に満たないアプリや機能を利用していた」などが寄せられた。

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子どもへのスマホ利用に関するアドバイスは十分とは言えない(「LINEヤフー株式会社」調べ)

子どもがスマホやインターネットを利用するための教育やアドバイスについて、「していない」と回答した保護者は全体の39.1%にのぼった。ウイルスや詐欺が横行するデジタル社会において、子どもにスマホを持たせる際には、家庭内での教育やルールづくりの重要性が改めて浮き彫りになっている。

子どものスマホ・ネット利用に特にルールを定めていない人が約半数

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ルールをしっかり決めている人はわずか12.2%(「LINEヤフー株式会社」調べ)

子どもがスマホやネットを利用する際にルールを決めているかについて回答を見てみると、「決めている」という人はトータルで51.9%となった。一方で、ルールを定めていない家庭が4割以上あることになる。ルールについて、特に重視しているものを見てみると、「ゲームやアプリの課金での保護者の承認」が38.7%で最も多く、「個人情報をむやみに公開しない」「利用時間や場所に制限を設ける」といった回答が集まった。

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パスコードなどの設定を確認する頻度は必ずしも高いとは言えない(「LINEヤフー株式会社」調べ)

また、パスコードや二段階認証、公開範囲といったロック設定の確認頻度について見ると、定期的にチェックしている人は33.2%にとどまった。

子どもがスマホやインターネットに容易にアクセスできる現代において、保護者の管理や見守りの重要性が改めて浮き彫りになっている。

出典:【LINEヤフー株式会社

※サムネイル画像(Image:Shutterstock.com)

スマホライフPLUS編集部

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