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iPhoneの「標準アプリ」って消しても大丈夫!?「削除」と「復元」の方法を解説

iPhoneには、買ったときからすでに標準アプリがインストールされています。でも、なかには1回も使ったことがないジャマなものもありますよね。これらは削除しても問題ないのでしょうか? そこで今回は、iPhoneの標準アプリを削除する方法と、あとで必要になったときに復元する方法を紹介します。

iPhoneの「標準アプリ」って消しても大丈夫!?「削除」と「復元」の方法を解説
(筆者撮影)
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iPhoneの標準アプリは削除しても問題なし!

iPhoneに最初からインストールされている標準アプリのなかでも、まったく使わないものは削除してかまいません。

実は、標準アプリのなかでも消すと問題がある「電話」「設定」「App Store」などは削除できないようになっています。

つまり、削除可能な標準アプリは削除してしまっても、何か問題が起きることはほとんどないのです。しかも、一旦削除してもあとで必要になったときは復元することもできます。

よけいな標準アプリを削除することでストレージ容量に余裕ができますし、ホーム画面のアイコンを整理できるメリットもあります。

なかにはバックグラウンドで動作するものもあり、状況によってはiPhoneの動作に影響を与える場合もありますので、ジャマな標準アプリは削除していいでしょう。

iPhoneの「標準アプリ」って消しても大丈夫!?「削除」と「復元」の方法を解説の画像1
ごちゃごちゃしたホーム画面(左写真)。整理されたホーム画面(右写真)

アプリの削除前にデータのバックアップをしておこう!

iPhoneの標準アプリを削除するときには注意すべき点があります。それは、削除するアプリが「再インストールできるのか?」ということです。

標準アプリのほとんどはApp Storeに最新版が置かれているので、そこから再インストールすることが可能です。

新しい機種ならほとんど問題ありませんが、古い機種だとすでにアプリが公開停止となっている場合があるんですね。その場合は、削除してしまうと再インストールできません。注意しましょう。

そして、削除する前に特に重要なのがアプリのバックアップを取ること。アプリを削除するとそれまでのデータも消去されてしまうので、再インストールしてもデータが戻らないことがあるのです。

もし、あとでまた使う可能性があるなら、削除前にアプリのデータをバックアップしておきましょう。

たとえば、対応しているアプリのデータをiCloudに保存する設定にしておけば、いちいちバックアップしなくても、オンライン上に保存しておけます。iCloudは5GBまでしか無料で使えませんが、容量に余裕があれば活用してみてください。

ほかに、起動時にログインが必要なアプリの場合も、削除前に必ずIDやパスワードをメモしてバックアップしておく必要があります。

iCloudに自動的にアプリデータをバックアップする手順

iPhoneの「標準アプリ」って消しても大丈夫!?「削除」と「復元」の方法を解説の画像1
まず、iPhoneの設定を開いたら、自分のApple Accountの名前部分をタップ(左写真)。次に「iCloud」を選びます(右写真)
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続いて、「iCloudに保存済み」をタップし(左写真)、自動バックアップしたいアプリをオンにしておけば完了です(右写真)

実際にiPhoneのアプリを削除してみよう!

それでは、実際にiPhoneからアプリを削除してみましょう。

まず、ホーム画面上のアプリのアイコンを長押しします。するとメニューが表示されるので、そこにある「アプリを削除」をタップ。

すると「(アプリ名)を取り除きますか?」と表示されますので「アプリを削除」を選べばOKです。

また、このときに「ホーム画面から取り除く」を選ぶと、アプリは残したままアイコンだけをホーム画面から削除できます。

iPhoneからアプリを削除する手順

iPhoneの「標準アプリ」って消しても大丈夫!?「削除」と「復元」の方法を解説の画像1
まず、iPhoneのホーム画面で削除したいアプリのアイコンを長押し(左写真)。次に、メニューが表示されたら「アプリを削除」を選びます(右写真)
iPhoneの「標準アプリ」って消しても大丈夫!?「削除」と「復元」の方法を解説の画像1
メニューから「アプリを削除」をタップすると(左写真)、削除が完了しアイコンも消えます(右写真)

この場合、アプリ本体は残っているためホーム画面に表示させたい場合は「アプリライブラリ」でそのアプリを長押しし、そのままホーム画面までドラッグ&ドロップすればアイコンを表示させることができます。

「ホーム画面から取り除く」で消したアイコンを復活させる手順

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まず、「アプリライブラリ」でアイコンを復活させたいアプリ名を検索し、検索結果でそのアイコンを長押しします(左写真)。次に、長押しをホールドしたまま左に指を動かします(右写真)
iPhoneの「標準アプリ」って消しても大丈夫!?「削除」と「復元」の方法を解説の画像1
するとアイコンが動かせるので(左写真)、置きたい場所まで指を持っていって、指を離せばOKです(右写真)

「アプリを取り除く」なら、再インストール時にデータを復元できる!

実はiPhoneにはもうひとつアプリ削除方法があります。それは「アプリを取り除く」という方法です。

これは、アプリ本体を削除しながらデータは残しておく方法で、アプリを再インストールしたときに、削除前のデータを復元することができます。

こちらは、設定から「一般」→「iPhoneストレージ」と進み、アプリ一覧から削除したいアプリを選択。すると、アプリのサイズやデータ容量のページが開くので、「アプリを取り除く」を選択すればいいんです。

この「アプリを取り除く」は、取り除いたアプリのアイコンはホーム画面に残っていますが、そのアイコンに雲のマークが付くので、すぐに判別できますよ。このアプリを再インストールするときは、そのアイコンをタップするだけで完了します。

「アプリを取り除く」の手順

iPhoneの「標準アプリ」って消しても大丈夫!?「削除」と「復元」の方法を解説の画像1
まず、iPhoneの設定にある「一般」をタップ(左写真)。次に「iPhoneストレージ」を選びます(右写真)
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アプリ一覧のなかから削除したいアプリを選びましょう。今回は「ブック」を選択しました(左写真)。次の画面では「アプリを取り除く」を選択します(右写真)
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ポップアップから「アプリを取り除く」を選ぶとアプリのみが削除されます(左写真)。最後に「アプリを再インストール」と表示が変われば完了です(右写真)
iPhoneの「標準アプリ」って消しても大丈夫!?「削除」と「復元」の方法を解説の画像1
この方法ではアプリアイコンはホーム画面に残りますが、アプリ名の前に「雲」アイコンが表示されます。また、このアイコンをタップすればすぐに再インストールすることができます

まとめ

いかがでしょうか? 今回はiPhoneで使わない標準アプリを削除する方法を紹介しました。古いアプリの場合は、今でもApp Storeに置いてあることが条件となりますが、あとから再インストールすることも可能です。

まったく使ったことがない標準アプリであれば、削除しても問題ありません。よけいなアプリが減ればホーム画面も整理できますし、その分、ストレージの空き容量を増やすこともできますよ。

尾崎貴也

尾崎貴也

編集・ライター。ゲーム関連の雑誌・書籍編集を経て、スマホやオーディオなどの趣味系ジャンルが得意。最近ではVTuber関連の記事の執筆を中心に活動。YouTubeを毎日見て、新人VTuberをチェックするのが最近の趣味。

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