毎日のように使っているiPhoneの標準Webブラウザアプリ「Safari」ですが、実は多くの便利機能が搭載されていることをご存じでしょうか? そこで今回はiOS 26以降のSafariで、知っていると超便利な6つの機能を紹介します。

【1】スタートページをカスタマイズして自分の好みにする
iOS 26では、Safariの「スタートページ」が自由に編集できるようになっています。
スタートページは、Safariで新しいタブを開いたときに表示されるページのことで、お気に入りや最近閉じたタブなどを表示することができます。
その方法は簡単。まずは、スタートページをいちばん下までスクロールさせ「編集」をタップ。次に、メニューから表示させたい項目をオンに、非表示にする項目をオフにするだけで完了します。
また、スタートページの背景は変更可能なので、テンプレートのほかにも自分の好きな画像や写真を設定することも可能です。
「スタートページ」の表示方法と編集手順



【2】ワンタップでWebサイトの最上部まで戻れる
Safariで長いWebサイトを下のほうまで読んでいるとき、ページの最上部まで戻るのに何度も指でスワイプしている人は多いと思います。
でも、iOS 26ではiPhone画面の上部(インカメラ付近)をタップするだけで、そのWebサイトのいちばん上まで一瞬で戻ってくれるんですね。
実は、この機能は以前からありましたが、ステータスバーの時刻付近をもう一度タップしないといけなかったので、ワンタップで済むのは便利です。

【3】WebサイトへのショートカットをiPhoneホーム画面に追加できる
毎日必ずチェックするWebサイトを見るとき、あなたはどうしていますか? いつもSafariを起動したあと、お気に入りからそのWebサイトを選択するのはけっこう面倒ですよね。
そのようなときは、お気に入りWebサイトのショートカットをホーム画面に置いておきましょう。これなら、ワンタップで即座にお気に入りWebサイトを開くことができます。
ショートカットを作成するのは簡単です。まず、Safariでお気に入りWebサイトを開いた状態で画面下の「…」アイコンをタップし、「共有」を選択します。
次の画面を上にスクロールさせて「ホーム画面に追加」を選択したら、「追加」をタップすればOK。ホーム画面にショートカットアイコンが作成されます。
実は、以前からSafariのWebサイトのショートカットを、ホーム画面に置くことはできましたが、iOS 26では、ホーム画面にショートカットを作成するとき、「Webアプリとして開く」スイッチをオン&オフできるようになりました。
この「Webアプリとして開く」をオンにすると、Safariではない状態でWebサイトが表示されるようになるんですね。
サイトへのショートカットをホーム画面に生成する手順


【4】外国語のWebサイトもワンタップで日本語化!
Safariで検索中に、突然、海外のWebサイトが開くことがありますよね。そのようなとき、Safariでは以前からWebサイトの翻訳機能がありましたが、使い勝手はイマイチでした。
そこで、iOS 26ではWebサイトの翻訳機能がもっと使いやすくなっています。
その方法は、まず、Safariの画面でURLバーの左側にあるアイコンをタップして、「日本語に翻訳」を選ぶだけ。これで、すぐに外国語のWebサイトを日本語で閲覧できますよ。
外国語のWebサイトを日本語に翻訳する手順


【5】うるさい広告を非表示にする
SafariでWebサイトを見ていると、頻繁に広告が表示されるのは邪魔ですよね。そもそも、Webサイトは広告で成り立っているので仕方ないのですが、なかには気分を害するような広告も表示されます。
そのような場合は、広告を非表示にしてしまいましょう。この機能はiOS 18から導入されていますが、最初にWebサイトのURLバーの左側にあるアイコンをタップ。
次に、メニューから「気をそらす項目を非表示」を選んで邪魔な広告をタップすると、広告の上に「非表示」が表示されるので、これをタップすればOKです。
広告を非表示にする手順



【6】「タブ」がコンパクトになり画面が広く使える!
iOS 18では、タブの位置を「タブバー(下)」と「シングルタブ(上)」の2つから選択できるようになりましたが、iOS 26では「下」「上」に加え「コンパクト」の3タイプが選択できるようになりました。
「コンパクト」が追加されたことでSafariの画面が広く使えるようになり、スッキリとした印象になっています。
タブの位置の変更方法は、まず設定を開いて「アプリ」→「Safari」と進み、「タブ」の項目で好みのものを選べばOKです。
iOS 26から追加された半透明のGUI「リキッドグラス」とあわせてWebサイト閲覧時の見た目が大きく変化しているので、自分の好みに合わせて変更してみましょう。
「タブ」の表示を変更する手順


まとめ
いかがでしょうか? 今回はiPhoneの標準ブラウザアプリ「Safari」の便利機能を6つ紹介しました。
iOS 26.2ではスマホ新法への対応で、Safari以外のブラウザアプリを初期設定で選択できるようになりましたが、Safariも着実に進化していますので、これからも使い慣れたSafariを使い続けるのもアリでしょう。
※サムネイル画像(Image:Shutterstock.com)




