高齢者の方にとっても、スマートフォンは今や生活に欠かせないものとなりました。ただし便利な反面、操作の複雑さやセキュリティ面で不安を感じる方もいるのでは。「個人情報が漏洩したらどうしよう…」「意図しない課金をしてしまったら…」そのような心配を抱えながらiPhoneを使っている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、高齢者の方がiPhoneをより安全に使うために、オフにしておきたい5つの項目を厳選してご紹介します。
アプリ内の情報へのアクセス権を確認・変更しておく
iPhoneにインストールしたアプリは、連絡先やカメラ、マイクなど、端末内の様々な情報にアクセスする権限を求めてきます。必要以上の情報アクセスを許可してしまうと、個人情報が意図せず共有されてしまうリスクがあります。
以下の手順で各アプリに付与している権限を確認しましょう。
Wi-Fiの自動接続をオフに切り替える
外出先では、無料のWi-Fiスポットを見つけると自動的に接続してしまう設定になっていることがあります。しかし、悪意のある第三者が設置した偽装Wi-Fiに接続してしまうと、通信内容を盗み見られる危険性があります。
以下の手順で自動接続をオフにしましょう。
Bluetooth接続をオフに切り替える
Bluetoothは便利な機能ですが、常にオンにしておく必要はありません。使用していない時にBluetoothをオンにしたままにしておくと、不正なデバイスからの接続を許可してしまう可能性があります。
Bluetoothをオフにする方法は以下の通り。
位置情報をオフに切り替える
位置情報サービスは、地図アプリなどで便利に使えますが、常にオンにしておく必要はありません。プライバシーの観点から、使用しない時は位置情報をオフにすることをおすすめします。
設定は以下の通り。
「アプリ内課金」を防ぐのもおすすめ
高齢者がiPhoneを使用する際、意図せずアプリ内で課金してしまうことがあります。そのため、あらかじめアプリ内課金を制限する設定をおすすめします。
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