SNSマーケティング支援を手掛けているGaiaxが発表した性別・年齢別 SNSユーザー数の調査(2025年1月版)によると、多くのSNSでは利用者の最多層が20代である一方、Facebookの年齢別ユーザー数は30代が最多。
利用者割合は20代が29.3%であるにも関わらず、30代は36.8%、40代は30.3%、50代は30.4%、60代は29.8%となっています。
つまり、Facebookは比較的高年齢層でも登録している人が多い様子。ちなみに筆者(30代)の祖父母や、70代の親戚も登録しており、頻繁に更新しています。
一方、Facebookは本名で登録するSNSですが、安全に使うためには押さえておきたいポイントがあります。
あまりSNS慣れしていないシニア層が、安全にFacebookを使う際に意識すべきポイントをご紹介します。
プロフィール情報や投稿の公開範囲
Facebookでは、プロフィール情報や投稿内容の公開範囲を細かく設定できます。
基本的には、知り合いだけに公開したい情報は「友達のみ」に、それ以外で一般公開してもよい情報は「公開」に設定するのがおすすめ。特に住所や電話番号などの個人情報は、必要最小限の範囲でのみ公開するようにしましょう。
知らない人からの友達リクエストを受け付けない
Facebookでは見知らぬ人から友達リクエストが届くことがあります。中には悪意を持って接触してくる人もいるため、「友達の友達」までしかリクエストを受け付けない設定にすることができます。
メッセンジャーでメッセージを送信できる人を管理
Facebookメッセンジャーは、友達とプライベートなメッセージをやりとりできる便利な機能です。しかし、デフォルトの設定では友達以外の人からもメッセージを受け取る可能性があります。プライバシー設定から、メッセージを送信できる人を「友達のみ」に制限することで、見知らぬ人からの不要なメッセージや迷惑メッセージを防ぐことができます。
この設定はMessengerアプリから行います。
二段階認証の有効化
アカウントの乗っ取りを防ぐための重要な機能として、二段階認証があります。これを有効にすることで、パスワードを入力した後に、スマートフォンなどに送られてくる確認コードの入力が必要になります。これにより、たとえパスワードが漏洩しても、第三者があなたのアカウントにログインすることを防ぐことが可能です。
※サムネイル画像(Image:Shutterstock.com)※画像は一部編集部で加工しています