ダイソーからUSB-C/USB-A/HDMI端子を搭載したUSB-Cハブ「Type-C 3in1HUB」が販売されています。これがあれば、スマホやNintendo Switchなどの画面を大画面テレビに表示できますし、PD100W対応でスマホの急速充電も可能。しかも、価格はたった1,100円なのでコスパが最高にいいんです。そこで今回は、Type-C 3in1HUBで実際に何ができるのか解説しましょう。
ダイソーの「Type-C 3in1HUB」ってどんなもの?
最近のノートパソコンにはUSB-Cが搭載されていますし、Androidスマホはもちろん、iPhone 15以降でもUSB-Cが採用されています。
そこで注目したいのが、ダイソーで1,100円の「Type-C 3in1 HUB」。これは、USB-Cで接続できるハブで、USB-C/USB-A/HDMIの3つのポートを搭載しています。
たとえば、スマホやノートパソコン、Nintendo Switchなどの画面をHDMI接続で大画面テレビに表示できますし、USB PDの100Wに対応する充電用USB-Cがあるので、急速充電することも可能。
ほかにも、スマホにUSB-A接続のUSBメモリを増設して、データをバックアップできるなど、これひとつあると何かと便利なんです!
実は、Amazonでも同じような製品がたくさん販売されているのですが、どれも1,500円以上するので、1,100円という価格はなかなかコスパが高いといえるでしょう。
そこで今回は、ダイソーのType-C 3in1 HUBを購入して、実際にどのようなことができるのか? また、使用上の注意点についても解説します。
■ダイソー「Type-C 3in1 HUB」
【サイズ】59×54×14mm(ケーブル長:150mm)
【重量】37g(実測値)
【HDMI解像度】4K×2K/30fps(3,820×2,160dpi)
【Type-C to Type-C】最大出力:20V/5A(100W)※PD充電対応
【Type-A】USB 3.0
【価格】1,100円
※3ポート同時使用可能
「Type-C 3in1 HUB」で何ができるの?
ダイソー「Type-C 3in1 HUB」でできることはたくさんありますが、ここではまず、【1】USB-Cによるスマホの急速充電、【2】USB-AにUSBメモリを接続してスマホのデータをバックアップする2つの機能を紹介しましょう。
【1】USB-Cによるスマホの急速充電
Type-C 3in1 HUBのUSB-CはPD100W対応なので、スマホなどのデバイスを急速充電することが可能です。
たとえば、Androidスマホ「AQUOS R6」をUSB-Cで充電してみたところ、8.732V/1.298A=12.207Wで急速充電することが確認できました。
もちろん、ケーブルはUSB-C to USB-CでACアダプタ側もUSB-Cに接続しないとPD100Wでの充電はできません。
また、USB-C対応のiPhone 15 Proでも実験しましたが、同じように急速充電することが確認できました。
【2】USB-AにUSBメモリを接続してスマホのデータをバックアップ
USB-A端子のUSBメモリをType-C 3in1 HUBに挿すことで、USB-Cしかないスマホのデータを転送することが可能です。
実際に、Androidスマホ「OPPO Reno10 Pro 5G」に接続したところ、OTG機能をオンにすることで問題なく写真をバックアップすることができました。
もちろん、USB-CでOTGにも対応するiPhone 15/16でも同じことが可能です。手持ちのUSB-A端子のUSBメモリでもiPhoneのデータをバックアップできるようになるのは便利ですね。