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Amazonプライムは不要かも? やめると何がどれくらい不便になるのか

Amazonプライムは言わずと知れた「Amazon」の有料会員サービス。ですが、近年はプライムの非会員であってもある程度配送が迅速ですし、まとまった買い物をすれば送料無料も簡単に実現できます。

そして月額600円という額はサブスクと考えると、安くはないという考え方もできるでしょう。「自分は本当にプライム会員の恩恵を受けているのか?」と疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事ではAmazonプライムの特典をおさらいし、プライム会員をやめた場合の不便さについて考察します。

Amazonプライムの特典一覧をおさらい

まずAmazonプライムは、年会費5,900円(月額600円)を支払うと様々な特典が受けられるサービスです。主な特典は、プライム会員限定の配送サービス、プライム・ビデオの動画配信サービス、Amazon Photosなどです。

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主なAmazonプライムの特典一覧
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ちなみに非常に細かなAmazonプライム特典も全てカウントすると、プライム特典は全部で16個となります。

筆者が実際に利用したプライム特典は16個中、6個

筆者は数年間に渡りAmazonプライムに登録していますが、実際に利用している特典は16個中6つだけでした。具体的には無料の配送特典、特別取扱商品の取扱手数料無料、Prime Video、Amazon Music Prime、Amazon Photos、プライム会員限定先行タイムセールです。

半数以上のサービスを使っていない、と考えると「あれ、実はAmazonプライムってそこまで良いサブスクではないのでは……?」という疑問も湧いてきますね。

Amazonプライム不要説

筆者の場合、「16個中、6個」しかAmazonプライムのサービスを利用していませんでした。Amazon Photosの代わりにGoogleフォト、Amazon Music Primeの代わりにSpotifyを使っている方などの場合、もっとAmazonプライムを「使っていない」ケースは珍しくないでしょう。

このように考えると、Amazonプライムはそもそも不要ではないかと、という考え方もできます。以下にAmazonプライムは「実は不要ではないか」と言われる理由をご紹介します。

非会員でも3,500円以上の買い物なら送料無料

Amazonプライムの特典のひとつは「無料の配送特典」。しかし、プライム会員でなくとも3,500円以上注文すれば配送料は無料になります。

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商品をいくつかまとめ買いすれば3,500円以上にすることは可能。また、プライム会員でなくとも多くの場合翌日には配送されるので、お急ぎ便が使えなくてもさほど不便はないでしょう。さらに配送は基本置き便、もしくはヤマト運輸などの宅配業者の日時指定が使えるため、お届け日時指定便を使えなくても大きな問題はありません。

一点からの購入でも送料無料の通販サイトもすでに存在している

一点からの購入でも送料無料の通販サイトも、すでにAmazon以外でも存在しています。たとえば、ヨドバシ.comであれば送料無料、翌日配送のサービスを追加料金なしで受けることができます。つまり「Amazonからの購入」にこだわらないのであれば、同じ商品をヨドバシ.comで買えば十分なケースも多くあります。送料無料「だけ」を目的にAmazonプライムに加入しているならば、通販サイトの乗り換えも十分に検討する価値があるのではないでしょうか。

ネットスーパーの普及

プライム会員であればAmazonネットスーパーを配送料200円で利用できます。しかし、地域のネットスーパーの方が便利な場合もあります。

たとえば楽天は「楽天全国スーパー」という、全国のスーパーと提携したサービスを行っています。「楽天全国スーパー」は100円(税抜)につき楽天ポイントが1ポイント付与され、スーパーによってはよりポイント還元が増える商品もあります。また、たとえば楽天西友ネットスーパーは送料330円ですが、一定金額以上購入すれば送料無料になることもあります。

一方、Amazonネットスーパーはまだまだ全国区ではなく、価格も少々高めという場合もあります。特に地方に住んでいる場合、Amazonネットスーパー目当てでAmazonプライムに入る意味はほぼないと言っても過言ではないでしょう。

そもそも日時指定便は意外と配送が遅れることも

日時指定便を使っていたとしても、商品によっては配送のタイミングが遅れることも。また大きなセール時には指定できる日時が何日も後になるケースもあります。日時指定での配送を目当てにAmazonプライムを利用している場合、意外とストレスフルなサービスという側面もあるのではないでしょうか。

見たいドラマや映画があるときだけ単月で加入すれば十分では?

Amazonプライムの「配送」以外の目玉のひとつは、プライムビデオ。たとえば『沈黙の艦隊』や『ザ・ボーイズ』などAmazonプライムでしか視聴できない作品も少なくありません。

もっとも目当ての作品が数多くないのであれば、見たい場合はその単月でAmazonプライムに加入すれば十分でもあります。プライム会員は加入と退会を繰り返したとしても、特にペナルティはありません。

Amazonプライムをやめると何がどれくらい不便になる?

Amazonプライム会員がAmazonプライムをやめると、何がどれくらい不便になるのでしょうか。最後に「お急ぎ便を使わない買い物での、配送日数の例」などを参考までにご紹介します。

お急ぎ便を使わない買い物は決済から何日で届く?

筆者はよくAmazonで「額」を買うのですが、お急ぎ便を使った配送であれば「翌日配送」のところ、非会員だと翌々日配送という扱いになるケースが多いです。

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違いは1日だけのため、「ものすごく急いでいる」というわけでなければAmazonプライム会員である必要はないでしょう。

Amazonにあってヨドバシ.comにない日用品ってどれくらいある?

筆者はよくAmazonで日用品、具体的にはキャットフードなどを購入します。ただし、全く同じキャットフードがヨドバシ.comでも取り扱いがあります。つまり、「ヨドバシ.comで売り切れていたら、Amazonで購入する」に過ぎず、その逆もしかりです。

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少なくとも、筆者が日常的に買い物をする中では、「Amazonにあってヨドバシ.comにない日用品」はそれほど多くはない印象です。また、仮にAmazonでしか取り扱いがない商品を買いたい場合でも、まとめ買いして送料無料にすれば十分なので、Amazonプライムの恩恵が小さいようにも思えます。

まとめ

Amazonプライムは無料の配送特典、Prime Video、Amazon Music Prime、Amazon Photosなど複数のサービスを利用する人にとっては便利で、月額600円でこれらを使えるのは「ありがたい」かもしれません。

一方で、プライムの特典をフルに使っている方はあまり多くはないのではないでしょうか。配送特典も、非会員でも3,500円以上の買い物なら送料無料となります。まとめ買いを上手に行えば、非会員でも送料は無料です。

また、プライム会員は入会・退会を繰り返してもペナルティはないので、意外と「必要なときだけ加入する」ので十分なサービスかもしれません。

スマホライフPLUS編集部

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