Amazonプライムをやめると何がどれくらい不便になる?
Amazonプライム会員がAmazonプライムをやめると、何がどれくらい不便になるのでしょうか。最後に「お急ぎ便を使わない買い物の配送日数の例」などを参考までにご紹介します。
お急ぎ便を使わない買い物は決済から何日で届く?
筆者はよくAmazonで「額縁」を買うのですが、お急ぎ便を使った配送であれば「翌日配送」のところ、非会員だと翌々日配送という扱いになるケースが多いです。

違いは1日だけのため、「ものすごく急いでいる」というわけでなければAmazonプライム会員である必要はないでしょう。
Amazonにあってヨドバシ.comにない日用品ってどれくらいある?
筆者はよくAmazonで日用品も購入します。具体的にはキャットフードなど。ただし全く同じキャットフードはヨドバシ.comでも取り扱いがあります。つまり「ヨドバシ.comで売り切れていたら、Amazonで購入する」に過ぎず、その逆もしかりです。
少なくとも筆者が日常的に買い物をする中では、「Amazonにあってヨドバシ.comにない日用品」はそれほど多くはない印象です。

一方、Amazonマーケットプレイスの出品の場合、「そもそもAmazonにしかない」ことも。たとえば輸入品のドッグフードなどは小さな代理店のみが取り扱っており、出品先がAmazonもしくは自社サイトのみという場合もありますが、Amazonマーケットプレイスの場合、購入時にAmazonプライム会員か否かは関係ないため、Amazonプライムの恩恵が小さいようにも思えます。
Amazonプライムを解約しない方がいい人
現在Amazon会員の方が解約をやめる場合の月額のコストシミュレーションの例は以下の通りです。

とはいえ、Amazon Photosを利用していない場合は他のクラウドサービスの料金は必要なく、動画の視聴もしていない場合、他の動画サブスクサービスを利用する必要もありません。
自分がいまAmazonプライムでなんのサービスを利用しているかを確認して判断するようにしましょう。
家族とAmazonプライム特典を共有している人
プライム会員は同居家族2人までと特典を共有することができます。家族と一緒に利用している場合、「お急ぎ便が無料」「お届け日時指定便が無料」「特別取扱商品の取扱手数料が無料」「プライム会員限定先行タイムセール」といった特典が利用できるため、勝手に解約すると家族が困る場合もあります。
Amazon Photosを活用している人
Amazon Photosはプライム会員なら画像無制限のフォトストレージサービスです。大量の写真を保存している場合、他のフォトストレージでは課金をしなければ入りきらないという場合もあるでしょう。
「基本的にAmazon Photosで写真を管理している」という場合はAmazonプライムの解約をおすすめしません。
まとめ
Amazonプライムは無料の配送特典、プライム・ビデオ、Amazon Music Prime、Amazon Photosなど複数のサービスを利用する人にとっては便利で、月額600円でこれらを使えるのは「ありがたい」かもしれません。
一方でプライムの特典をフルに使っている方はあまり多くはないのでは。配送特典も、非会員でも3,500円以上の買い物なら送料無料となります。まとめ買いを上手に行えば、非会員でも送料は無料です。
またプライム会員は入会・退会を繰り返してもペナルティはないので、意外と「必要なときだけ加入する」ので十分なサービスかもしれません。
※サムネイル画像(Image:Pavel105 / Shutterstock.com)