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「なくしもの(探し物)が見つからない」最優先のチェック項目一覧と具体的な探し方

家の中や外出先で、鍵や財布、スマホやパスポートなどをなくしてしまった経験がある方も多いでしょう。以下の記事でも実例をご紹介していますが、なくしものが見つからないのは非常に厄介なものです。

この記事では、なくしもの(探し物)が見つからないときの「最優先のチェック項目5つ」と、具体的な探し方をご紹介。デジタルデバイスを利用した具体的なノウハウなども紹介しているほか、本当に見つからない際に必要な手続きも解説します。

なくしもの(探し物)が見つからないときの「最優先のチェック項目5つ」

まずは、なくしもの、探し物を見つけるためのチェックリストを確認してみましょう。

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【1】なくしたときと同じ行動を再現してみる

まずはなくしたものを最後に使ったときのことを思い出してみましょう。いつ、どこで、どんな状況で、どうやって使ったのかを細かく振り返り、実際に行動してみます。

たとえば鍵を失くした場合、自宅のドアを開けて部屋に入るところから始め、鍵をどこに置いたのか、どんな音がしたのか、どんな感触があったのかなどを思い出しながら探してみます。身体の記憶に頼ることで、脳の記憶を呼び起こすことができる可能性があります。

【2】服のポケットを調べる

なくしたものがポケットに入る大きさのものであれば、服やジャケットのポケットを念入りに調べてみましょう。

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服のポケットは、意外と見落としがち。たとえば、ジャケットやコートの内ポケットや、ズボンの後ろポケットなどは、普段あまり使わないので、気づかないことがあります

【3】引き出しやカバンの中をすべて出して見る

なくしたものが引き出しやカバンの中にあると思われる場合は、中身をすべて出して見ましょう。 引き出しやカバンの中は、物が重なって隙間ができたり、奥に入り込んだりすることがあります。中身をすべて出すのは時間がかかりますが、見落としを防ぐことができます。

【4】(家の中でなくした場合)自宅のエリアごとのマップを作る

家の中でなくしたものが見つからない場合は、自宅のエリアごとのマップを作ってみましょう。

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マップを元にエリアごとに探しものをし、自分が探した場所は印をしていきます。マップを作ることで、自分の家の中にあるものや、置き場所についても整理できるので、物理的に探し物がしやすくなるでしょう

【5】(外出先でなくした場合)なくしものに「スマートタグが付いているか」確認

探し物にスマートタグが付いている場合、比較的簡単に見つけることができるでしょう。

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たとえばAirTagはiPhoneの「探す」アプリから場所を特定することが可能。「検出時に通知」機能をあらかじめオンにしておくことで、近くを通ったときiPhoneに位置情報の通知が届くように設定もできます

なくしもの(探し物)にスマートタグが付いている場合の探し方

スマートタグは基本的にスマホアプリと連動しており、アプリ側から操作すれば音を鳴らすことが可能。

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AirTagの場合、AirTagの移動範囲を確認することが可能。また、「サウンド再生」で本体から音を鳴らせます
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鍵やサイフなど、自分がなくしやすいと自覚しているものにつけておくと、探し物の時間を短縮できます

なくしもの(探し物)は「探す」アプリで見つかるケースもある

なくしものにスマートタグが付いていなくとも、なくしたものがデジタルデバイスであればアプリ経由で「自宅でなくしたのか」「外出先でなくしたのか」を問わず探すことも可能です。

【具体的な探し方】自分のiPhoneをなくした場合

iPhoneを失くした場合は、「探す」アプリもしくは「こちら」から登録済みのiPhoneを探すことができます。

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同じApple IDにサインインしているiPhoneやiPad、MacなどからiPhoneを見つけることが可能。アプリでiPhoneがいまどの位置にあるのか確認することができる上、近くにある場合は音を鳴らすことも可能です

【具体的な探し方】 自分のAndroidスマホをなくした場合

筆者は以前、自宅で「音が鳴らない」設定にしていたAndroidスマホをなくしたことがありました。

そのときに役立ったのが、「Googleデバイスを探す」機能。まず「スマートフォンを探す」にアクセスします。

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登録済みのデバイスの中から、探したい端末を選ぶと、「デバイスを探す」画面に移行します。その画面からデバイスの音を鳴らすことが可能。たとえサイレントモードになっていても、着信音を5分間鳴らすことができます

 

【具体的な探し方】家族や友だちがiPhoneをなくした場合

家族や友人がiPhoneを失くし、「代わりに探して」と頼まれた場合は以下の手順で探すことができます。

今回は「探す」アプリを使用します。

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【1】アプリを起動し、①「自分」タブを開きます。画面を下までスクロールし、②「友達を助ける」をタップします【2】③「別のApple IDを使用」をタップします
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【3】④Appleアカウントに登録しているメールアドレスまたは電話番号を入力します。【4】⑤パスワードもしくはパスキーでサインインしましょう。これで友達のなくした端末の位置を調べることが可能です

【具体的な探し方】 Airpodsをなくした場合

Airpodsをなくした場合は、以下の手順で探すことができます。

まずiPhoneの「探す」アプリを開き、「デバイスを探す」から探したいAirpodsを選びます。

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【1】ケース、もしくは左/右のパッドを選びます。【2】近くにある場合は「サウンドを再生」から音を鳴らすことも可能。「経路」から、Airpodsがある場所の地図を表示できます

(画像引用元:Apple公式サイト ※一部編集部で加工)

【具体的な探し方】Apple Watch(アップルウォッチ)をなくした場合

Apple Watchをなくした場合もAirpodsと同じ手順で探すことが可能です。

iPhoneの「探す」アプリ→「デバイスを探す」から探したいApple Watchを選びます。

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近くにある場合、「サウンドを再生」から音を鳴らすことが可能

(画像引用元:Apple公式サイト

外出先でなくしもの(探し物)が見つからない場合の問い合わせ先・届け出先

外出先では、スマートタグや「探す」アプリで探すことができない場合もあります。 その場合は、なくした場所や、なくしたものの種類に応じて、問い合わせ先や届け出先を探してみましょう。

【JR】「お忘れ物チャット」の利用がおすすめ

JRの電車内や駅構内でなくしものをした場合、JR東日本が提供している「お忘れ物チャット」の利用をおすすめします。

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「お忘れ物チャット」は自身のメールアドレスを入力し、チャット形式で忘れ物や探し物を申請する機能。オペレーターが該当するものを調べてくれ、保管されている駅をメールで知らせてくれます

(画像は「お忘れ物チャット(JR東日本)」より引用)

 

【警察】遺失届の提出

心当たりを探しても見つからないときは警察や交番に行き、遺失届を提出しましょう。

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遺失届を提出すると、警察が拾得されたものと照合してくれます

【おまけ】なくしたもの別「緊急時に役立つかもしれない対処法」

なくしたものの種類に応じて、緊急時に役立つかもしれない対処法もあります。 ここでは、代表的なもの別に対処法をご紹介します。

【アパートの鍵の場合】管理会社に連絡

アパートの鍵をなくした場合は、管理会社に連絡してみましょう。 管理会社によっては、予備の鍵を持っていたり、鍵の開け方を教えてくれることがあります。ただし、管理会社に連絡するには、契約書や入居者証明書などの書類が必要な場合があります。 また、管理会社によっては、鍵の開錠や交換に手数料がかかる場合もあるので注意が必要です。

【一軒家の鍵の場合】ホームセキュリティに連絡

一軒家の場合、ホームセキュリティに加入しているケースも多いでしょう。この場合、緊急時に駆けつけて扉を開けられるように、ホームセキュリティ会社に自宅の鍵を一本預けてあるはずです。
また近年はホームセキュリティそのものに、鍵の開錠や交換など生活トラブルに関するサポートが組み込まれているケースも増えてきています。

つまりホームセキュリティ会社に連絡し、警備員に出動してもらうことで鍵を開けられるケースもあります。ただし別途出動料金がかかる場合がある点には要注意。

【財布の場合】クレカ等の再発行までの「当座のお金の確保」を考える

財布をなくした場合、クレジットカードやキャッシュカードなどの再発行を申し込む必要があります。 しかし、再発行には時間がかかり、その間に、生活費や交通費などのお金が必要になる場合があります。その場合、家族や友人に少額を借りたり、スマホ決済や電子マネーを上手く活用するとよいでしょう。

まとめ:なくしもの(探し物)は何周もして探そう!すぐに見つかるとは限らない

なくしもの(探し物)は、すぐに見つかるとは限りません。 しかし、諦めずに、何周もして探すことで、見つかる可能性が高くなります。 また、スマートタグや「探す」アプリなどの便利なツールやサービスを利用することで、探し物を見つける助けになることがあります。

しかし、どうしてもなくしたものが見つからない場合は、なくしたものの種類や場所に応じて、問い合わせ先や届け出先を探してみましょう。 また、緊急時に役立つかもしれない対処法も覚えておくと安心です。 なくしもの(探し物)は、誰にでも起こりうることです。 慌てずに、冷静に、効果的に探すことで、見つかる可能性が高くなります。

※サムネイル画像(Image:BadPixma / Shutterstock.com

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