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タイミーとメルカリ ハロは何が違う? スキマバイトを探すならどちらがおすすめ?

タイミーとメルカリ ハロは、スマホひとつで手軽にスキマ時間を活用できる、今人気のバイトアプリです。履歴書や面接なしで、働いたその日に給料がもらえるので、急な出費にも対応でき、忙しい毎日でも無理なく働くことができます。

タイミーとメルカリ ハロは何が違う?スキマバイトを探すならどちらがおすすめ?1
(筆者撮影)
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どちらも魅力的なサービスですが、求人の種類や働きやすさなど、実は大きな違いも。では、実際のところ、どちらのアプリがおすすめなのでしょうか?それぞれの共通点と違いを詳しく解説します。

タイミーとメルカリ ハロの共通点

大前提として、タイミーもメルカリ ハロも本人確認が必要となります。一方、面接不要で給与が即振り込みになる点は同じです。

本人確認

本人確認1
【左】タイミー【右】メルカリ ハロ

タイミーとメルカリ ハロに共通しているのは、仕事への応募前に本人確認が必要な点。いくら気軽に働けるとは言え、本人確認が完了するまではどの仕事にも申し込めません。

本人確認にかかる時間は、タイミーの場合は長くて3日程度、メルカリ ハロの場合は最短5分(メルカリアプリで本人確認が完了している場合は不要)。しかし、何らかの不具合で本人確認に失敗した場合、登録が完了するまでに数日から数週間かかる可能性もあります。

いざ仕事に申し込もうと思っても期限に間に合わないこともあるため、早めに本人確認手続きを済ませておくことをおすすめします。

履歴書や面接が不要かつ即日給与振り込み

タイミーとメルカリ ハロは、どちらも履歴書や面接が不要で、求人への応募がスマホひとつで完結します。さらに給料は働いた当日に即日振り込みが可能で、必要な時にすぐに受け取れるのがメリットです。

意外と「好きな仕事」を選べない!

いざ本人確認を終えても、簡単に「好きな仕事」にたどり着けるわけではないことも共通しています。たとえば、コンビニや飲食店などの求人は「経験者限定」とされ、未経験者には門戸が閉ざされていることが多いです。

また、働くには一定の条件、たとえばタイミーの場合、「飲食店ホール経験者」や「Good率80%以上」などの条件をクリアしなければ応募できないケースも。その場合、まずは、未経験者でも応募が可能なお仕事から経験を積み、評価を獲得することで徐々に応募可能な仕事の選択肢を増やしていく必要があります。

そのため、働き始めは思っていたよりも好きな仕事を選べない、イメージしていた働き方と違うと感じる人も少なからずいるでしょう。

タイミーの特徴とメリット・デメリット

タイミーの特徴とメリット、デメリットをそれぞれご紹介します。

全国展開と求人数の多さ

タイミーは全国で利用可能で、幅広い業種の求人を取り扱っています。飲食店、倉庫作業、イベントスタッフなど多岐にわたる仕事があり、地方でも求人が見つけやすいのが特徴。
最短1時間から働ける求人が多く、履歴書や面接が不要で、先着順で仕事が決まるため初心者でも始めやすいです。また、企業の評価を事前に確認できる機能もあり、安心して仕事を選べます。

全国展開と求人数の多さ1

(画像は「タイミー」公式サイトより引用)

タイミーが2024年7月に発表した調査結果によると、タイミーは全国47都道府県のすべてで365日連続で求人が掲載され、かつ全国市区町村の約96.2%で1回以上求人が掲載されたとのこと。つまり、東京都内だけでなく、全国的に求人が存在していることが分かります。

【デメリット】キャンセル時のペナルティがやや重め

タイミーは気軽に働けるのがメリットである反面、キャンセル時のペナルティは重めに設定されています。ペナルティポイントは、キャンセルまたは遅刻をした際に付与され、ポイント数に応じて、仕事への応募時に制限が発生する仕組みです。

付与されるペナルティポイントは、仕事開始までの残り時間で変動します。仕事開始48時間前以降は1ポイント、24時間前以降は4ポイント、12時間前以降は5ポイント、8時間前で6ポイント、4時間前で7ポイント、仕事開始時間以降のキャンセルまたは無断欠勤は8ポイントとなります。

貯まったペナルティポイントが、0~3ポイントの場合は特にサービスの利用制限は設けられていませんが、4~7ポイントの場合は、1週間以降の日付の仕事は1件までしか申し込み不可。また、8ポイント以上が貯まると、14日間の利用停止となり、利用停止前に申し込んでいた仕事もすべて自動的にキャンセルされます。

無責任なユーザーの利用を制限することは、気軽に申し込みできるサービスだからこそ発生しやすいドタキャンなどの被害から、お店側を守るために必要な仕組みと言えます。

メルカリ ハロの特徴とメリット・デメリット

メルカリ ハロの特徴とメリット、デメリットをそれぞれご紹介します。

メルカリの会員情報でそのまま登録可能

メルカリ ハロは、メルカリの情報を会員情報としてそのまま登録できるため、お手軽に始められるのが特徴です。

メルカリの会員情報でそのまま登録可能1
(画像は「メルカリ ハロ」公式サイトより引用)

過去に、メルカリ ハロで応募した求人に実際に勤務することで、お仕事の報酬とは別にメルカリポイントがもらえるキャンペーンを開催していました。メルカリポイントは、1ポイント1円としてメルカリで利用できるため、実質、報酬が増えることになります。

【デメリット】「ペナルティポイント」制度

メルカリ ハロのペナルティポイントは、タイミーと同じく、キャンセル時のお仕事開始までの残り時間により付与されるポイント数が変動する仕組みです。

仕事開始まで48時間~24時間前までにキャンセルした場合は4ポイント、24時間以降~始業開始前までは8ポイント、仕事開始時間以降のキャンセル、無断欠勤の場合は一定期間利用停止のペナルティが課されます。

また、合計のペナルティポイント数が8ポイント以上になった場合は、14日間の応募停止措置が取られますが、無断欠勤やキャンセルの措置の「一定期間利用停止のペナルティ」に関して期間は明らかにされていません。

タイミーと比較すると、8ポイントで14日間の利用停止となる点は同じですが、メルカリ ハロのほうが、時間的にも、付与されるポイント数の面でもより厳しい基準が設けられており、さらに重いペナルティと言えます。

【デメリット】求人が少なめ

メルカリ ハロは、2024年3月にサービスが開始したばかりで、求人数はタイミーと比較すると少なめと言えます。特に都内においては、求人件数が少なく、経験者向けの求人が中心に掲載されている傾向があります。これは業界大手のタイミーでは、大手企業だけではなく、中小企業の求人も豊富に取り扱っているのに対し、メルカリ ハロは中小企業の求人が少ないため。サービス開始して間もないため、今後の拡大に期待したいところです。

結局、スキマバイトを探すならどちらがおすすめ?

「すでにメルカリユーザー」ならメルカリ ハロがおすすめ。反対に「職種選択の幅」「地方在住」ならタイミーが適しています。とはいえ、どちらか一方のアプリしか使ってはいけないということもなく、両方のアプリを使ってバランスよく仕事をこなしている人もいます。

重要なのは「自宅周辺の求人数」と「希望職種の有無」を実際に検索してみること。メルカリ ハロはメルペイ対応予定、タイミーは評価システムの充実など、両サービスとも機能拡充が続いています。まずは両方のアプリをダウンロードし、リアルタイムの求人情報を比較してみましょう。

スマホライフPLUS編集部

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