人気回転すしチェーン「くら寿司」。その人気を支えているのは「お寿司の美味しさ」であることは言うまでもありませんが、ガチャガチャサービス『ビッくらポン!』の面白さも大きな要素でしょう。

筆者はこれまでなんとなく、「食べ終えたお寿司のお皿でガチャができるサービス」と認識していましたが、実はシステムはもう少し複雑。たとえば普通に注文するのではなく、スマホ注文を利用して「スマホでビッくらポン」を使うだけでも、ガチャガチャの回数を大きく増やせます。
今回は、「ビッくらポン!」のあたり確率を上げる方法をご紹介します。
くら寿司『ビッくらポン!』とは?
「ビッくらポン!」は2000年から導入されたくら寿司のガチャシステムです。
くら寿司では食べ終えたお皿を投入口にいれるシステムになっており、基本的にはお皿を5枚いれると1回「ビッくらポン!」のガチャが始まります。

なお、注意したいのはあくまで「5皿に1回ガチャができる」という点。つまり、ガチャを引いてもあたりが出るかどうかはまた別の問題です。さらに期間限定のオリジナルグッズの場合、景品の種類は30種類を超えることもあります。

たとえば人気YouTuberのはじめしゃちょーさんは2024年4月21日に公開した動画で「ビッくらポン!」のコンプリートに挑戦。その際、景品は14種類でしたが、すべてコンプリートするために2日かけて770枚の寿司を食べることに。あたり確率は18.83%でした。
くら寿司『ビッくらポン!』であたり確率を上げる方法
非常に低いと思われるくら寿司の『ビッくらポン!』のあたり確率を上げる方法をご紹介します。重要なのは「ビッくらポン!プラス」と「スマホでビッくらポン」の利用です。
「ビッくらポン!プラス」を利用する
「ビッくらポン!プラス」は3回に1回「ビッくらポン!」のあたりが必ず出るサービスです。代わりに1皿プラス10円(税込)お金がかかります。

なお、「ビッくらポン!プラス」は注文開始時にしか選ぶことができないので注意しましょう。
【スマホ注文】アプリから頼んで「スマホでビッくらポン」を試す
「スマホでビッくらポン」は、くら寿司のスマホアプリから注文した場合、お皿での「ビッくらポン!」とは別に550円に1回「ビッくらポン」が引けるというサービスです。

筆者の印象では、高めのお皿が「スマホでビッくらポン!」の対象となっていました。また、寿司皿ではないもの、たとえば汁物やデザートなどは「スマホでビッくらポン!」の対象ではあるものの、通常の「ビッくらポン!」の対象にはならないため、アプリでの注文が効率的であることは確かです。
「スマホでビッくらポン!」を引く方法は以下の通りです。


【補足】「シャリハーフ」で注文する
必然的に、多く食べれば食べるほど「ビッくらポン!」を引ける回数は多くなり、あたり確率は高くなります。そのため、シャリを半分にできる「シャリハーフ」が選べるお寿司は「シャリハーフ」で頼むとよりたくさん食べられます。
【補足】「ビッくらポン!セット」の注文
「ビッくらポン!セット」は、「ビッくらポン!」の景品が必ずついている690円の寿司セットです。「スマホでビッくらポン」の対象商品にもなっているため、景品が必ずゲットできる上、「ビッくらポン!」を引くチャンスが必ずついてくるお得なセットになっています。

あたり確率を上げるメリット
「ビッくらポン」のあたり確率を上げる方法をご紹介します。

3回(15皿)に1度は必ず当選させることができる
くら寿司は「ビッくらぽん!」のあたり確率を公表していませんが、「ビッくらポン!プラス」を利用することで、確実に15皿に1回はあたりが出るようになります。つまり、確実に15%の確率であたりを出すことができるため、「延々はずれしか出ない」ということがなくなります。
お皿とスマホの両方でビッくらポン!を引ける
お寿司皿では5皿に1回「ビッくらポン!」を引けますが、それとは別にスマホアプリからの注文で550円に1回「ビッくらポン!」を引けるので、「ビッくらポン!」を引くチャンスを2重にすることができます。
先述した通り、本来なら「ビッくらポン!」の対象ではないアイテムも「ビッくらポン!」の対象にすることが可能なので、より効率よく挑戦することができます。
あたり確率を上げるデメリット
あたり確率を上げる方法にはデメリットもあります。
食べられるお寿司が限定される
「効率」をだけ考えると食べるお寿司が限定されてしまいます。先述した通り、「スマホでビッくらポン!」はすべてのお寿司が対象になっているわけではありません。
筆者は今回、家族と一緒にくら寿司を訪れましたが、「熟成漬けまぐろ」を頼もうとしたところ「それは『スマホでビッくらポン!』の対象商品じゃない」と指摘されてしまいました。
「ビッくらポン!」を効率よく引くためには、「スマホでビッくらポン!」の対象のお寿司、かつシャリハーフを頼まなくてはならない、となってしまうため、必然的に目的が「お寿司」ではなく「ビッくらポン!を引くこと」になってしまいます。
金額が高くなる
今回、筆者は7点の景品をゲット。しかし、その景品ゲットまでにかかったお金は9,000円超でした。

大人二人で訪れましたが、回転すしで会計が9,000円を超えたのはこれがはじめて。お寿司だけではなく、期間限定かつくら寿司限定販売していた「2025大阪・関西万博公式ライセンス商品」も「スマホでビッくらポン!」の対象となっていたため、お寿司と合算する形でグッズ購入したのも一因です。とはいえ「結構嵩んでしまったな……」というのが正直な感想です。
限定グッズの入手を目指す場合は、事前に戦略を立てて臨むことが重要ですが、景品獲得を優先するか、費用対効果を重視するかの判断は大切になってきます。
※サムネイル画像は(Image:スマホライフPLUS編集部撮影)