新たな音楽やアイドル、言葉など、Z世代の中で流行しているものは日々移り変わっています。実際、今年はどのようなものがトレンド入りしたのでしょうか。今回は、「2025年上半期のトレンドの調査」の中から、流行した「言葉」「コト・モノ」をご紹介します。

流行った言葉トレンドランキング・第1位は「エッホエッホ」

株式会社N.D.Promotion、株式会社ALL BLUE、株式会社Materialの3社で構成されたZ世代(1995年以降生まれの若年層)を対象としたシンクタンク組織である「Z総研」では、Nom de plume(ノンデプルーム)読者でありトレンドに敏感なZ世代女子を中心としたZ総研独自のリアルZ世代コミュニティ所属のメンバー360人を対象に「2025年上半期のトレンドの調査」を実施。
まずはじめに、流行った「言葉」のトレンドランキングを見ていきましょう。
第1位に輝いたのは「エッホエッホ」。Xに投稿された、地面を走るフクロウの赤ちゃんの写真に添えられた「エッホエッホ」という一言が話題となり、TikTokでは「エッホエッホ、~は~だって伝えなきゃ」という形式で専用音源やダンス動画が人気を集めています。
18歳大学生からは、「フクロウの赤ちゃんが可愛いのと、なんか口に出したくなる笑」とユーモラスな言葉に魅力を感じる声が寄せられました。
次いで第2位は、アイドルグループM!LKの最新曲「イイじゃん」のワンフレーズである「ビジュいいじゃん」。第3位は「メロメロになるほどかわいい・かっこいい」という意味のオタク用語「メロい」でした。
流行ったコト・モノトレンドランキング・第1位は「耳ツボジュエリー」

続いて、流行った「コト・モノ」トレンドランキングをチェック。
第1位となったのは「耳ツボジュエリー」。耳ツボを刺激するシールタイプのアクセサリーで、ピアスのように見えるファッションアイテムとして人気を集めています。
25歳社会人からは、「健康面はもちろん、ピアスを開けなくても耳元を可愛くできるので学生に人気!」との声が寄せられました。
次いで第2位は「BeReal.」。インカメラとアウトカメラを同時に使って撮影し、指定された時間に投稿しないと友人の投稿が見られない仕組みのSNSで、人気を集めています。
そして第3位は、アーティスト・ちゃんみながプロデュースするガールズグループのオーディション番組「No No Girls」。候補生の方へ向けたちゃんみなさんの愛のある熱い言葉が心に刺さるZ世代が多く、最終審査は国内最大規模のアリーナで行われるほど人気を集めました。
今回は、2025年上半期に流行った「言葉」「コト・モノ」のトレンドランキングをご紹介しました。Z世代におけるトレンドは移り変わりが早いのが特徴。下半期はどのような言葉やコト・モノが流行するのか、注目したいところです。
出典:【Z総研】
※サムネイル画像(Image:Danishch / Shutterstock.com)