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マイナ保険証などの本人確認、嫌悪感を抱くシーン1位はアダルトコンテンツ購入【クリィeKYC調べ】

なりすましや不正利用などの犯罪行為を防ぐことを目的として、対面はもちろん、オンライン上でも本人確認のために身分証を提示する場面が増えてきている。しかし、オンライン本人確認サービス「クリィeKYC」を展開するクリィのアンケート調査によると、身分証の提出先により、抵抗感や嫌悪感を覚える人が一定数いることが明らかになった。詳しい調査内容を見てみよう。

抵抗感や嫌悪感が高い身分証提出先の第1位「アダルトコンテンツの購入」

マイナ保険証などの本人確認、嫌悪感を抱くシーン1位はアダルトコンテンツ購入【クリィeKYC調べ】の画像1
素性が知られたくないコンテンツに対し、身分証の提示に嫌悪感を抱く人が多かった(「株式会社クリィ」調べ)
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アンケートは2024年9月18日〜19日、10代から70代以上の男女314人を対象に、インターネット調査で実施。回答者は身分証提出の際、提出先ごとの抵抗感や嫌悪感の度合いを5段階で評価した。
抵抗感・嫌悪感の度合いが最も高かったのは「アダルトコンテンツの視聴・購入」(3.21)で、次いで「カジュアルな異性マッチングサービス(マッチングアプリ/婚活・恋活サービス)」(3.12)、「投げ銭プラットフォーム」(3.08)、「SNSの本人確認」(3.04)だった。

一方、嫌悪感が最も低かった提出先は「窓口での行政手続き」(1.75)で、次いで「金融機関の窓口」(1.82)「レンタカー利用時」(2.12)「携帯キャリアの窓口」(2.16)だった。

総じて、素性が知られたくないコンテンツ利用の身分証の提示に嫌悪感を覚える人が特に多かった。また、実店舗を持たなかったり、提出先の個人情報の管理体制が信頼できなかったりする場合も、当然、個人情報の提出をためらってしまうようだ。

では、男女差での違いはどうだろうか。

身バレを恐れ、女性の嫌悪感が高い「投げ銭プラットフォーム」「マッチングアプリ」

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「(抵抗感や嫌悪感で)手続きをやめた」「かなりあった」と回答した女性は、男性の約2倍(「株式会社クリィ」調べ)

続いて、「身分証提出の嫌悪感」について男女別に調査したところ、男女差が最も大きかったのは、「投げ銭プラットフォーム」だった。女性の場合、「(抵抗感や嫌悪感で、以下同)手続きをやめた」と回答した人は約29%、「かなりあった」は約24%と、合計すると半数以上が強い嫌悪感を示した一方、男性は「手続きをやめた」「かなりあった」を合わせても約27%と、女性の半数にとどまった。

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マッチングアプリも、女性のほうが身分証提示に抵抗感が強かった(「株式会社クリィ」調べ)

次いで男女差が大きかった「マッチングアプリ」に関しては、「(抵抗感や嫌悪感で)手続きをやめた」「抵抗感が多少あった」「抵抗感がかなりあった」のいずれかを回答した人は、女性が約76%に対し、男性は約60%だった。この結果から、男性より女性のほうが約1.3倍、抵抗感や嫌悪感を抱いていることが明らかになった。

女性が特に身分証の提出に抵抗感や嫌悪感を抱いている「投げ銭プラットフォーム」と「マッチングアプリ」は、提出先への信頼度が低く自己防衛の心理が働くことや、自身の趣味嗜好を公にしたくないという気持ちが原因だと推察される。

女性側の嫌悪感を軽減するには、企業側が情報セキュリティの体制を整え、安全性を発信するとともに、個人情報の取り扱いを分かりやすく示すことが必要なのかもしれない。

出典元:【株式会社クリィ】

※サムネイル画像は(Image:「photoAC」より)

スマホライフPLUS編集部

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