とにかく忙しい年度末だが、「確定申告」という強敵を忘れている人はいないだろうか。
確定申告は、前年(1月1日〜12月31日の1年間)に生じた所得の金額を計算し、源泉徴収や予定納税額の調整を行うことを意味する。
「確定申告って、なんだか面倒」、「確定申告のやり方なんて、習ってない」と見て見ぬふりをしがちな確定申告だが、実は意外と確定申告が必要な人や、確定申告すべき人がいるらしい。
今回は、ねこみち|毎日図解でお金を学ぶ@TomojidienさんがXで投稿して話題になっているポストを基に、確定申告の必要性についてご紹介していこうと思う。
確定申告。自分は対象?

「2025年提出分の確定申告は、2月17日(月)から3月17日(月)まで」と、電車の中づり広告や、スマホに表示されるネット広告で見かけたことのある人も多いと思う。
どこか他人事に捉えがちな確定申告だが、払い過ぎた税金の還付金を受け取れたり、所得税控除の対象となったりするというメリットがある。
また、「確定申告が必要な人」に該当する場合は、確定申告をしないことでペナルティや処罰の対象になる可能性もあるので、ねこみち|毎日図解でお金を学ぶ@Tomojidienさんのポストを参考に、自分が確定申告の対象であるかを確認しておくことが大事だ。
確定申告が「必須」の人とは

まず、ねこみち|毎日図解でお金を学ぶ@Tomojidienさんが「確定申告しなければならない人」として挙げているのが、ポストに添えられた画像の左側の人である。
・個人事業主やフリーランスのうち、年間所得48万円以上の人
・会社員のなかでも、年収2000万円超の人、もしくは20万円以上の副業所得がある人
・年金受給者のうち、公的年金の受給額が40万円超の人、もしくは20万円以上の年金外収入がある人
・退職所得があるが、会社に申告書を提出していない人
これらの人々は、確定申告をしないと「追徴課税」などを課される可能性があるため、必ず確定申告が必要だ。
ねこみち|毎日図解でお金を学ぶ@Tomojidienさんへのリプライでも、「「しなければならない」というのを忘れてはいけませんね」、「確定申告”しないといけない人”は忘れちゃダメですよね!会社員だと年収高い人と副業ある人は要注意」というコメントが寄せられているので、該当者は必ずチェックしてほしい。
確定申告が「おすすめ」な人とは
そして、ねこみち|毎日図解でお金を学ぶ@Tomojidienさんのポストに添付された画像の左側では、「確定申告した方がいい人」が紹介されている。
・家族で医療費が10万円以上かかった人
・市販の薬を1.2万円以上購入した人
・住宅ローンを組んでいる人(会社員の場合は初年度のみ)
・ふるさと納税をしたが、ワンストップ特例を使っていない人
・年の途中で退職したが、年末調整を受けていない人
これらの要件に該当する人は、還付金が発生する可能性があるかもしれないので、確定申告をする価値がある人とされている。
「した方がいい人が抜けてるともったいないですね」、「ふるさと納税でワンストップ特例使ってないのに確定申告していないガチ寄付になってる人が結構いるらしいので・・・ふるさと納税してる人は要注意ですね。」というリプライが寄せられているように、この物価高・円安の時代においては、数千円の還付金でも非常にありがたい存在だ。
駆け込みでも間に合う!今すぐ確定申告に全力投球!!
始めるまでは「億劫」、「難しそう」とネガティブに捉えがちな確定申告だが、重い腰を上げてみると、意外に簡単に申請できる可能性が高い。
ねこみち|毎日図解でお金を学ぶ@Tomojidienさんへのリプライでも、「しなければならない人もした方がいい人もまだなんとか間に合いますね」、「今からでも遅く無い。」というリプライが寄せられている通り、e-Taxによるオンライン提出の場合は3月17日の 24時まで、郵送による提出の場合は3月17日の消印有効で、確定申告が可能だ。
最後の週末に頑張ればまだまだ挽回できる可能性は高いので、頑張ってみてはいかがだろうか。
※サムネイル画像(Image:Shutterstock.com)
確定申告”しなければならない”人は、絶対お忘れなく。申告期限は3月17日(月)です。 pic.twitter.com/bJsQZLo0Zd
— ねこみち|毎日図解でお金を学ぶ (@Tomojidien) March 9, 2025