家事全般を担い、家庭を支える専業主婦(夫)。家計を任されている人も多いが、クレジットカードは自分名義で作って利用しているのだろうか。株式会社CyberOwlが運営する「マネ会 by Ameba」は、専業主婦の女性262人を対象にクレジットカード利用に関するインターネット調査を実施した。ここでは、その利用実態を紹介する。

専業主婦の9割以上が自分名義のクレジットカードを保有?

今回の調査によると、「自分名義のクレジットカードを保有している」と回答した人は94%にのぼった。キャッシュレス決済が一般化する中、クレジットカードの需要が高いことがうかがえる。

保有枚数では、「1枚」が26%、「2枚」が35%、「3枚」が21%、「4枚以上」が18%となり、2枚以上持っている人は74%に達した。利用シーンに応じてカードを使い分け、特典やポイント還元を活用して家計を効率的に管理している様子がうかがえる。
家庭の買い物を担う専業主婦にとって、ポイント還元や特典の機会は多く、クレジットカードを複数枚保有するメリットは大きいといえる。
専業主婦のクレジットカード利用用途はネットショッピングが1位?

今回の調査結果から、クレジットカードの利用用途(複数回答)では、「ネットショッピング」が77%で最多。「食費・スーパーでの買い物」(66%)、「日用品・ドラッグストア」(58%)、「趣味・レジャー」(51%)、「公共料金・通信費」(43%)が続いた。「教育費・子ども関連」は6%にとどまり、意外にも利用率が低い結果となった。

家計の管理者については、「自分(妻)」が70%を占め、「夫」(23%)、「共同」(6%)を大きく上回った。家庭の状況を把握している専業主婦が家計を担うケースが多いことがわかる。
調査結果から、専業主婦が家計の中心となり、クレジットカードを適切に活用している実態が明らかになった。キャッシュレス決済が普及する中、今後はクレジットカードに加え、バーコード決済などの利用も広がっていく可能性がある。
出典:【株式会社CyberOwl】
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