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AIを業務で活用する会社員はわずか16%! 信頼性や精度に不安の声【ニュートラルワークス調べ】

AIは日常生活だけでなく、ビジネスでもその機能を活用する動きがみられる。では実際にAIを業務の中で活用したことがある人はどれくらいいるのだろうか。ニュートラルワークスが発表した「業務上のAI活用に関する調査」の結果を見ると、どうやらAIを業務で活用している人はまだまだ多くないようだ。

84%がAIを活用していない

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業務でAIを活用しているのは16%のみ(「株式会社ニュートラルワークス」調べ)
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アンケートは2025年2月19日から20日に全国の企業で働く会社員100人を対象にインターネット調査で実施された。会社員を対象に「現在業務の中でAIを活用しているか」と尋ねたところ、「はい」と回答したのは16%のみであった。AIはビジネスにおいて活用が期待されているが、実際にはあまり活用されていないようだ。

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データの分析はAIの得意分野であるせいか、活用している人も多い(「株式会社ニュートラルワークス」調べ)

次に、業務の中でAIを活用している人を対象に「どのような場面で活用しているか」を尋ねたところ、一番多かった回答は「データ分析・レポートの作成(68.8%)」だった。次いで「プレゼン資料・企画書作成(50%)」、「記事・コンテンツの作成(31.3%)」と続き、日常的に多くの会社員が行う業務において多く活用されていることがわかった。

業務の中でAIを活用する時に期待することは「業務の効率化」

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そもそも必要性を感じないという回答が最も多かった(「株式会社ニュートラルワークス」調べ)

続いて、業務の中でAIを活用していない人を対象に「業務の中でAIを活用していない理由」を尋ねると、多かった回答は「そもそも必要性を感じない(35.7%)」、「AIが業務に適していない(33.3%)」だった。これらの回答の理由のひとつに、臨機応変な対応や接客といったコミュニケーションが求められる業種や、バックオフィス業務が少ない業種などではAIの効果をあまり実感できないことが考えられる。また、「使い方がよくわからない(21.4%)」、「AIの精度が不安(14.3%)」という回答もあり、使い方がわからなくて使っていないという層もいることがわかる。

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AIによって業務の効率化を進めることで、企業の労働力不足の解消が期待される…(「株式会社ニュートラルワークス」調べ)

次に、「業務の中でAIを活用する際に期待すること」を尋ねると、一番多かった回答は「業務の効率化(40%)」、次いで「ルーチンワークの削減(22%)」であった。AIの活用度を高めることで、普段の面倒な業務から解放されることを期待する人が多いことがわかる。

AIは、今後も発展していくだろう。比較的安易なAI活用術からより高度なものまであるが、まずは日々の業務の中で活用し、業務の効率化に挑戦してみてはどうだろうか。

出典:【株式会社ニュートラルワークス

※サムネイル画像(Image:Tada Images / Shutterstock.com)

スマホライフPLUS編集部

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