次世代ゲーム機の登場が世間で盛り上がりを見せる今、コンシューマー機のソフトも続々と登場しており、ゲーマーたちは刺激的な日々を過ごしているはず。わざわざ外に出ずとも、ダウンロードでソフトが購入できるこの時代に、一体どれくらいの人がパッケージ版を購入しているのだろうか。株式会社クロス・マーケティングは今回、2025年6～7月の期間で、コンシューマーゲームを月1回以上プレイしている全国15～69歳の男女1,159名を対象に「ゲームに関する調査（2025年）コンシューマーゲーム編」を実施。直近1年間におけるゲーマーの動向を紐解いていきましょう。
「あつまれどうぶつの森」は全世代の女性に人気No.1！
今回行われたコンシューマーゲームにおける調査結果から、直近1年間のゲームプレイ時間やプレイ頻度など見てみると、2024年に比べて「毎日プレイする」という割合が3％増え、直近5年でもっとも多い結果となった。プレイ時間に関しては、ここ数年で大きな変化がないことから、ゲーマーはプレイ時間そのままに、プレイ日数が増えたことが分かる。
性別、世代別の直近1年間でプレイしたタイトルについても調査結果を見てみると、男性は全世代においてタイトルが大きく異なり、No.1のタイトルに関しては1つも一致しなかった。一方、女性は全世代において「あつまれどうぶつの森」がNo.1を総なめ。新タイトルがないにもかかわらず、5年以上前のタイトルにもかかわらず、これほどまでに圧倒的な人気を誇るということは、それだけ本シリーズが完成形に近いと言えるのかもしれない。しかし、ジャンル別でプレイランキングを見てみると、アクションゲームの割合がダントツだった。
ゲームソフトはダウンロードで購入するのが主流に？
直近1カ月におけるゲーム関連の購入費用を見てみると、ここ4年で、「コンシューマーゲーム関連機器・グッズ」以外は最高水準であることが判明。「ソフトの買い切り」「ゲーム内でのアイテム課金・ガチャ」「ダウンロードコンテンツ」に関しては過去4年で最多を記録した。世間的にゲームに惜しみなくお金を支払う人が増えてきたと言えるだろう。
コンシューマーゲームソフトをどの媒体で購入しているかも見てみると、なんとダウンロード版を購入している割合が、パッケージ版を購入している人の割合を上回っていることが明らかになった。2024年まで、ダウンロード版の割合は高かったものの、それでも「ゲームソフトはパッケージ版でしょ」という人の方が多かったことがうかがえるが、2025年、とうとうダウンロード版が逆転。ゲーム購入方法のデジタル化が加速していることがうかがえる結果となった。
出典:【株式会社クロス・マーケティング】
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