副業で収入を得ている会社員にとって、技術の進歩によって自身の仕事が失われないか、あるいは収入が減らないかという問題は、今後の生活設計やキャリアの安全を左右する重要な確認ポイントです。特に文章や画像を自動作成する「生成AI(人工知能)」の急速な普及は、事務作業やデータ入力といった一般的な業務の在り方を大きく変えつつあります。株式会社事業家集団(本社:東京都千代田区、代表取締役:田辺 由美子)が運営する、創業期の起業家と支援企業をつなぐマッチングサイトである「創業支援ポータル」は、2026年6月24日、副業を行っている会社員の男女330名を対象に実施した「生成AI時代における会社員の副業実態に関する調査」の結果を発表しました。これにより、多くの会社員が直面している副業のリアルな現状と危機感が明らかになりました。

生成AIの普及で副業はどう変わる?会社員の業務内容と収入の実態
調査によると、現在行われている副業の業務内容は「データ入力・事務作業」が27.3%で最も多く、4人に1人以上を占めています。次いで「その他」が24.2%、「販売・接客・軽作業」が23.6%と続いており、事務的な作業が副業の選択肢として多く選ばれている様子がうかがえます。また、平均月収については、「1万円~5万円未満」と回答した人が40.6%で最多となり、以下「5万円~10万円未満」が19.7%、「1万円未満」が18.8%という結果でした。
では、生成AIの台頭は実際の収入に影響を及ぼしているのでしょうか。普及前と比べた副業月収の変化を尋ねたところ、「変化はない」との回答が51.8%で過半数に達しました。現時点で収入への影響がないとする人が半数を超える一方で、約半数(49.7%)にあたる会社員が、自身の副業スキルがAIに代替され価値が低下することに対して、程度の差はあれ危機感を抱いている実態(やや感じている:37.0%、とても感じている:12.7%)が浮き彫りになりました。
スキル代替の危機感にどう備える?起業への興味と障壁となる課題
このように自身の副業スキルの価値低下に直面する中、新たな選択肢として「AIを活用したビジネスの起業」に関心を持つ人が増えています。調査では、起業に対して「とても興味がある(31.2%)」と「やや興味がある(27.0%)」を合わせると、全体の約6割に達することが分かりました。
しかし、実際に起業へ踏み出すにあたってはいくつかの課題が存在します。起業の障壁やハードルとして最も多く挙げられたのは「AIに関する技術的知識やスキルの不足(42.1%)」でした。これに「失敗した際のリスクに対する不安(29.4%)」や「事業資金の不足(28.8%)」が続いています。技術への理解不足や失敗に伴う損失が、挑戦を阻む主な要因となっているのが現状です。
今回の調査結果からは、生成AIの普及による収入の増減に直面している人は現時点では一部にとどまるものの、今後のキャリアの安全性を確保するための知識の獲得やリスク管理が、副業を続ける上で重要な確認ポイントになっていると言えます。このような不安に対し、独自の審査基準を通過した士業や専門家、支援企業を掲載する「創業支援ポータル」は、起業時のハードルを下げる環境を提供しています。
なお、回答比率は小数点第二位を四捨五入しているため、各比率の合計が100.0%にならない場合があります。
出典:PR TIMES(株式会社事業家集団 プレスリリース)
参考:GVA 法人検索(法人登記情報)、株式会社事業家集団 公式サイト、テレ東プラス


