スマホを使う上で、必要になってくるのが「ギガ」だ。近年はフリーWi-Fiの整備が進んでいるとはいえ、外出時にスマホを使用する際に、必ずしもWi-Fiに接続できるわけではない。
そんな時に威力を発揮するのが、通信会社と契約の上で使用できるギガになってくるが、「常にギガ数不足で困っている」、「月末はギガ数が足りなくて、課金してしまう」という人も多いのではないだろうか。
しかし、今Xで話題になっているポストによると、世の中の流れに逆行して「ギガが余りまくっている」という、驚愕の人がいるらしい。
今回は、思わず二度見をしてしまう、ものすごい繰り越しギガ数が話題のポストについて解説していこう。
そもそも「ギガ」とは
われわれは、当たり前のように日々ギガを消費しているが、改めて「ギガ」について確認してみよう。
主にスマホの使用におけるギガは、「通信可能なデータ容量」を意味する言葉である。
ギガは「ギガバイト（GB）」の略称で、たとえば1ギガは、1GB（＝1000MB）分のデータを、通信回線を利用してやり取りできる、ということを意味している。
契約するスマホの通信プランによっては、契約したギガ数を使い切った後は、追加でギガを購入までか、もしくは次月になってギガ数のカウントがリセットされるまでは、通信速度が制限されてしまい、非Wi-Fi環境下でのインターネット使用に支障がでてしまうのだ。
友だちとの連絡やSNS更新、はたまた目的地までの道案内や、ちょっとしたスキマ時間の暇つぶしにスマホをフル活用する現代においては、とにかく月末までなんとかギガを持たせようと必死な人が多い傾向にあると考えられる。
売れるもんなら売ってみたい！驚きの繰り越しギガ数とは
しかし、今Xで話題になっているNao@Nao_9615さんのポストを見てほしい。
こちらはNao@Nao_9615さんの祖父が契約しているスマホの画面だということであるが、なんと契約プランが1GBであるのに対し、今月のデータ残量は61.8GBとなっている。
1GB×約62カ月分、つまり約5年2カ月分のギガが繰り越されている状態なのだ。
あまりの残ギガ量に、コメント欄では「素敵な貯GB」、「これはお年寄りの方、あるあるですね」、「もはやこのGB売りたいですね」といったコメントが相次いで寄せられている。
Nao@Nao_9615さんがリプライ欄で解説している内容によると、「普通にメールとかGoogle検索とか」にはギガを使用しており、契約期間は「7-8年くらい契約してた筈」とのことである。
また、「音声通話は結構する」とのことだが、それにしても61.8GBもあれば、外出先でいくら動画を見たとしても、残りのギガ数を心配することなく過ごせそうだ。
実際は100GBまで使用可能！？テザリングには障害も……
また、リプライ欄では「繰越って普通1ヶ月じゃないのwwwwwwwwww」、「2か月前のは繰り越せないとかじゃないの？無限に！？」、「繰り越しって永遠に繰り返されるのか…」、という驚きの声があがっている。
Nao@Nao_9615さんによると、お祖父さんが使用している通信キャリアは「J:COM Mobileです」とのことで、なんと「100GBまで繰り越せるっぽい」とのことである。
このままのペースでいけば、2031年ごろには最大の100GB繰り越しまで到達してしまうのだろうか。
これだけギガに余裕のある人が身近にいれば、「モバイルルーター替わりにおじいちゃんと出かければ…」というリプライの通り、テザリングでギガを分けてもらえば最強なのでは？と考えてしまう。
しかし、Nao@Nao_9615さんによると「でもスマホの性能が酷いから、、、」とのことなので、そう上手いことモバイルルーター作戦はできないようだ。
なんにしても、ギガ数不足に悩む人が多いなかで、びっくりのデータ残量だ。
皆さんも、家族や親戚のギガ数状況を確認してみてはいかがだろうか。
※サムネイル画像（Image:「Nao（@Nao_9615）」さん提供）
うちの祖父、1GB契約なのに繰り越しすぎた結果61.8GB余ってるのおもろい pic.twitter.com/T9G7UcC2jx
— Nao (@Nao_9615) February 15, 2025
