2025年8月21日、Googleは新型「Google Pixel 10シリーズ」を発表し、同日より予約を開始しました。ラインナップは6.3インチの「Pixel 10」と「Pixel 10 Pro」、6.8インチの「Pixel 10 Pro XL」の3機種となっています。それでは各機種のスペックを比較してみましょう

Google Pixel 10は3機種をラインナップ!
Googleが発売する「Google Pixel」シリーズは、Androidスマホの最新機能をいち早く体験できるベースラインモデル。
そのGoogle Pixelシリーズの最新モデル「Google Pixel 10」が2025年8月21日に予約を開始しました。実際の発売は28日ですが、Googleの直販のほか、ドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルでも取り扱いがあります。
ラインナップは3機種。6.3インチの「Pixel 10」(128GB)が12万8,900円、6.3インチの「Pixel 10 Pro」(256GB)が17万4,900円、6.8インチの「Pixel 10 Pro XL」(256GB)が19万2,900円となっています。
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スペック比較で分かる3機種の違い
今回発表されたPixel 10シリーズ3機種の違いはどこにあるのでしょうか? 主なスペックを表にまとめましたので、確認していきましょう。

まず、スタンダードなPixel 10は、有機ELの6.3インチモデル(1,080×2,424ピクセル)で、サイズは152.8×72×8.6mm、重量は204gです。リフレッシュレートは60~120Hz可変で、最大輝度は2,000ニト(ピーク輝度は3,000ニト)なので、屋外でもディスプレイは見やすいでしょう。
チップセットは全モデル共通で、最新のGoogle Tensor G5/Titan M2セキュリティコプロセッサを採用。メモリは12GB、ストレージは128GBと256GBが選択可能となっています。
バッテリーは4,970mAhで30時間以上も駆動しますが、スーパーバッテリーセーバーを利用すれば、なんと最長で100時間も持ちます。
メインカメラの広角は4,800万画素ですが、超広角は1,300万画素、5倍ズームは1,080万画素。フロントカメラも1,050万画素なので、やや物足りない印象ですね。
防水・防塵は「IP68」で認証は顔と指紋が使えます。Wi-Fiは「Wi-Fi 6E」規格に対応し、FeliCaにも対応。また、SIMは[nanoSIM+eSIM]または[eSIM×2]のデュアルSIMに対応しています。
ノーマルのPixel 10は128GBモデルから選択可能で、12万8,900円から購入できます。電話やSNS、Web閲覧がメインでProモデルまでの高性能を求めないのであれば、もっともリーズナブルで買いやすいでしょう。

Pixel 10 Proはノーマルモデルと同じ6.3インチでサイズや重量もほぼ同じですが、ノーマルモデルが1,080×2,424ドットなのに対し、Proは1,280×2,856ピクセルとなっています。
有機ELもリフレッシュレートが1~120Hz可変で省エネの「LTPO OLED」を採用していますので、ゲームや動画を楽しむ人は見逃せないポイントですね。
また、最大輝度も2,200ニト(ピーク輝度3,300ニト)とやや高くなっていて、ノーマルモデルよりディスプレイ性能が高くなっているのが分かります。
チップセットは全モデル共通ですが、メモリは12GB→16GBへ増量。ストレージは256GBと512GBが選択可能です。
Proモデルで大きく異なる点はやはりカメラ性能。メインカメラは5,000万画素(広角)ですが、超広角や5倍ズームも4,800万画素となっているほか、インカメラも4,200万画素なので、ノーマルモデルよりも高精細な写真が撮れます。
また、Wi-Fiも最新規格「Wi-Fi 7」に対応していますので、家庭に10ギガ回線を引いている人などは、高速ネット回線本来の速度を体感できるでしょう。
ノーマルモデルとは256GBモデルで3万1,000円の価格差がありますが、この性能差を考えると妥当なところだと言えるかもしれませんね。

Pixel 10 Pro XLは6.8インチ(1,344×2,992ピクセル)の大型ディスプレイ(LTPO OLED)を搭載しており、チップセットやメモリ、カメラ性能などは6.3インチのProとほぼ共通です。
大きく違うのはバッテリーが5,200mAhの大容量となっている点と、ワイヤレス充電がQi2の25Wにも対応する点。
ただし、サイズは162.8×76.6×8.5mmで重量も232gもありますし、価格差はProと1万8,000円ほどありますので、大型ディスプレイにその価値があるかどうかで判断すればいいでしょう。

Pixel 10では映像解析機能付きGeminiを搭載!
Google Pixel 10ではスマホ本体の性能以上に、Googleが開発したマルチモーダルAI「Gemini」を利用した、これまでにない体験にも注目です。
すでにGeminiを利用したことがある人なら、Googleのサービスで最新情報の検索や映像・音楽も扱いたいときに、「Gemini」の威力が発揮されるのを実感していることでしょう。
ちなみに、Pixel 10を発売するドコモでは、Pixel 10シリーズの予約開始にあたり、新WebCM「僕と彼女と Gemini 」篇を公開。このCMではPixel 10シリーズに搭載されている映像解析機能「Gemini」の魅力が分かりやすく説明されています。
●Google Pixel 10「僕と彼女とGemini」篇は→こちら
また、SNSで人気の「るぅきぃ夫婦」さんが、実際にPixel 10でGeminiの新機能を活用し、子どものサッカー練習に役立てられているレポート記事も公開されています。Pixel 10の購入を検討しているなら、「Pixel 10」+「Gemini」で何ができるのか、ぜひ確認してみてください。
●きいさんInstagramは→こちら
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まとめ
いかがでしょうか? 今回は2025年8月21日より予約が開始されたGoogle Pixel 10シリーズ3機種を紹介しました。
もし、GoogleストアでPixel 10を購入する場合は、次回以降利用可能なGoogleストアポイントが最大3万円分プレゼントされるほか、対象スマホの下取りでPixel9を出すと最大4万9,100円の払い戻しが受けられます。

また、Pixel 10 Pro/10 Pro XLをGoogleストアで購入すると、Googleストアポイントが5万6,000円分もらえ、Pixel 9 XLやiPhone 14 Pro Maxを下取りに出すと最大8万7,100円が払い戻しされます。
Googleストアで購入するときは、事前にしっかりチェックしておきましょう。
