2025年9月に発表が噂されるiPhone 17シリーズ。正式発表前の噂段階のためラインナップや性能は未知数だが、新機能へのさまざまな予測が上がるなど、期待が高まっている。では、実際に世の中ではどれほど関心が集まっているのだろうか。本記事では、購入意向や注目ポイントに関する調査結果から、新型iPhoneをめぐる今の空気感を読み解いていく。

現行モデルに満足している人も多い?過半数は現状維持の傾向

ReYuu Japanは2025年8月、インターネット調査で500人に対し、iPhone 17シリーズにおける購入意識調査を行った。
まず、今年iPhone 17シリーズが発売したら買い替えの予定があるかを調査したところ、「ある」と回答したのは全体の36.8%(184人)にとどまり、過半数の63.2%(316人)は現状維持の意向を示した。

また、現在の使用モデルについての調査では、「iPhone 15」が105人と最も多く(21%)、「iPhone 14」が71人(14.2%)、「iPhone 13」が70人(14%)と続いた。iPhoneの耐用年数は約3~5年と言われており、iPhone 14シリーズが2025年9月でちょうど発売から3周年を迎える。iPhone 14以前のユーザーにとっては、そろそろ買い替え時期に差し掛かるタイミングだろう。このあたりの層は主に買い替えに積極的と考えられるが、過半数が現状維持を示したデータから、買い替えをためらう人も多いと推測される。理由には、現行モデルの性能に満足していることや、価格面の負担があると考えられる。今後の発表で、バッテリー性能やカメラ機能、価格設定といった要素で差別化が図られれば、買い替え層が増える可能性はある。
買い替えの目安は“バッテリー持ち”が最重要

iPhone 17シリーズの販売で期待していることの調査では、「バッテリーの持ち時間の向上」を178人が挙げ(35.6%)、最も多かった。スマホが生活に欠かせない存在となっている今、充電の頻度やバッテリー切れの不安は、買い替えにあたって一番の目安となっているようだ。2位は「カメラや動画機能の進化」で111人(22.2%)。スマホの主な使用目的を、SNSや動画配信をメインとする層が多いためと考えられ、より高画質かつ機能性の高さが求められている。3位は「端末の価格」で81人(16.2%)。性能とコストのバランスを重視する傾向も見られた。
高機能化が進む一方で、消費者は冷静に「自分にとって本当に必要な機能は何か」を見極めている。今後どのような機能アップデートが発表されるのか、最新情報に引き続き注目したい。
出典:【ReYuu Japan株式会社】
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