新品スマホの価格高騰が続くなか、安価に手に入れられる中古端末を選ぶ人が増えています。iPhoneやAndroidを含め、今どの機種が人気なのか、2025年8月の中古スマホ販売・買取ランキングから見ていきましょう。

販売数ランキング、「iPhone SE(第3世代)(64GB)」が3か月連続で1位

中古スマホの個人向け販売・買取サービス「にこスマ」を運営するBelongは、にこスマにおける「2025年8月中古スマホ販売数・買取数ランキング」を発表。
2025年8月(2025年8月1日~31日)の「中古スマホ販売数ランキング」では、「iPhone SE(第3世代)(64GB)」が3カ月連続で第1位にランクインした。2位には「iPhone SE(第2世代)(64GB)」が続き、ホームボタンを搭載したiPhone SEシリーズの根強い人気がうかがえる。3位・4位も前月と変わらず、2020年から2022年にかけて発売された、比較的古いiPhone機種の安定した人気が続いています。
なかでも注目すべきは、前月の28位から7位へと急上昇した「iPhone 7(128GB)」です。2016年発売と、すでに9年近く前のモデルですが、平均販売単価が11,424円と1万円台で購入できるため、動画視聴などを目的とした2台持ち需要に合致していると考えられます。また、「arrows Be4 Plus(64GB)」も前月から7ランクアップし、10位にランクイン。
買取数ランキング、「Pixel 6a(128GB)」が初の1位

2025年8月(2025年8月1日~31日)の「中古スマホ買取数ランキング」では、「iPhone SE(第2世代)」の人気が続くなか、「Pixel 6a(128GB)」が初めて1位にランクインした。前月は3位だったが、今回大きく順位を上げた。同月には「Pixel 10」が発売された影響で、旧モデルを手放す動きが加速したと見られます。また、4位には「iPhone8(64GB)」がランクイン。前月の6位から順位を上げ、一定の買取需要があることがわかります。
2025年9月10日(日本時間)には、新型iPhoneの発表が予定されている。これにより、例年、新型iPhoneの発表後にはiPhone 14など比較的新しい機種がランキングに浮上する傾向があります。今年はどのような変動が見られるのか、もし購入を検討している中古スマホがあるなら、今後の動向に注目してみると良いでしょう。
出典:【にこスマ】
※サムネイル画像は(Image:「Apple」公式サイトより引用)