クリスマスが近づき、子どもやパートナーへのプレゼント選びに悩む人も多い時期だ。なかでも、電子機器を検討している人はどのような製品を選ぶのだろうか。世界最大級のリファービッシュ電子機器に特化したマーケットプレイスであるBack Market Japan株式会社は今回、全国の20~60代の男女1,000名を対象に、クリスマスプレゼントとしての電子機器について意識調査を2025年11月に実施した。リファービッシュ品とは、中古品として回収された電子機器を専門家が検査・クリーニング・修理し、すべての機能が正常に動作することを確認した整備済製品を指す。

クリスマスプレゼントもらう側「中古」に6割以上が「なし」と回答

今回の調査結果から、クリスマスプレゼントで電子機器やデジタルツールを贈った・もらった経験についての回答結果によると、どちらも「新品」が半数以上ではあるものの、「中古」「リファービッシュ品」という回答も10%程度存在していることが明らかになった。とはいえ、中古やリファービッシュ品をプレゼントの選択肢に入れるという考えはまだ浸透していないと言えるだろう。

実際にクリスマスプレゼントで中古品をもらうことについて、どう感じるかという質問の回答を見ると、「あり」が36%で「なし」が64%という結果であることが判明。3割以上の人が気にしないと回答しているものの、やはり、多くの人はあまり肯定的ではないことが見て取れる。
中古でもリファービッシュ品なら「あり」という人は4割

今回の調査結果によると、リファービッシュ品をもらうことについて40%が「あり」と回答。理由としては、「整備されていれば新品と変わらない」「機能が同じなら問題ない」といった前向きな理由が多く挙がり、ただ中古で渡されるよりも受け入れられやすいことが明らかになった。「相手の気持ちが伝われば十分」という意見もあり、贈る側が思っているほど、もらう側は嫌な気持ちになっていない場合も多いのかもしれない。

あわせて、新品でなくてももらうと嬉しいクリスマスプレゼントについて回答を見てみると、「本・DVD・ゲーム・音楽」が28%でもっとも多く、次いで「ファッション・アクセサリー」が15%、「電子機器・デジタルツール」が12%という結果となった。贈る側が自分のことを大切に思って選んでくれたと伝わるものであれば、幅広いジャンルで中古品が受け入れられる傾向があることが分かった。
とはいえ、できるだけ状態の良いものを渡すことが望ましいのは確かだ。中古でも汚れの目立たないものや、リファービッシュ品などを選ぶのがよいのではないだろうか。




