スマホを買い替えする際に、古い携帯を買取に出すかそのまま手元に残しておくか、どちらにするか悩みどころ。売却すれば買い替えの資金が捻出できてオトクな気がするが、実際はどうなのだろうか?インターネットリサーチ、WEBブランディングなどを行う株式会社NEXERがダイワンテレコムと共同で実施した、「スマホの買取の苦労に関するアンケート調査」の結果から、スマホ買取市場のリアルな意見を見てみよう。
スマホ買取に際する苦労は「査定額が低い」「データ消去」
アンケートは2024年12月20日~24日、事前調査で「スマホの買取をしてもらったことがある」と回答した全国の男女144人を対象に、インターネット調査で行われた。
「スマホを買い取ってもらう際に苦労をしたことがありますか」の問いに「ある」と答えた人は23.6%で、2割以上の人が何かしらの苦労を感じたという結果に。一方「ない」と答えた人は7割以上。大半の人が買取をスムーズに行えているようだ。
少数派ではあるが、「ある」と答えた人はどんなことに苦労をしたのだろうか? アンケートで当てはまるものすべてを選んでもらった結果、「査定額が思ったより低い」が1番多く64.7%。「データ消去の手間」が50.5%、「査定基準の不透明さ」「買取店選び」がともに20.6と続いた。
スムーズに買い取ってもらうためには「事前準備」が必要
買取工程で「もっとも苦労したと思うこと」をひとつだけ選んでもらったところ、「査定がかなり低いのに売って欲しいと言われた」「ほとんど利益にならなかった」という理由から、「査定額が思ったより低い」が50%と半数を占めトップに。
次いで「(データ消去方法を)調べたりして面倒くさかった」「バックアップできているか不安だった」という理由から、「データ消去の手間」が2位となった。
では、何をしていれば苦労しなかったのだろうか。「査定額が低い」ことに苦労した人に尋ねると、「他の店を利用するべきだった」「(次の機種代に充当できるから)下取りに出せばよかった」「比較サイトがあればよかった」など、市場の相場の事前把握に関する回答が多数挙がった。
「データ消去の手間」に苦労した人にも同じ質問を投げかけると、「手順書が欲しかった」「クラウドを使う」など、「手間を省く方法を調べておくこと」の重要性を説く回答が多く見られた。
以上のアンケート調査結果から、スマホの買取をスムーズに進めるためには事前準備やリサーチが必要だということが判明。これから買取を予定している人は、ぜひ参考にしてほしい。
出典元:【ダイワンテレコム】
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