2024年、リアルな日常を共有するSNSとしてZ世代の間で人気を博した「ビーリアル（BeReal.）」。一方、SNSアプリは人気の移り変わりが激しいことも事実です。2025年にはまた別のSNSアプリの人気が急拡大するかもしれません。
この記事では、2025年に「ビーリアルの次」として注目を集めるかもしれないSNSアプリを4つ厳選してご紹介します。
whoo
whooは、友達の現在の居場所が分かる位置情報共有アプリ。従来の位置情報共有アプリと異なり、友達との位置情報をただ共有するだけでなく、ワクワクするような楽しい要素が満載のアプリです。シンプルな操作性で、誰でも気軽に楽しめるのも特徴のひとつです。
「GPSを用いた位置情報が分かるサービス」というと行動を監視されるようなネガティブイメージがありますが、パートナーや友達との間でwhooを利用する「便利さ」「魅力」はLINEレスでコミュニケーションがとれる点にあります。
例えば、大規模商業施設や遊園地、ライブ、フェスなどで現地集合する際、電話で会話せずとも相手の居場所が分かります。電話がつながりにくく、混雑するような場所では、なかなか待ち合わせしている友達と会えないケースもあるため、便利さを感じられます。
また、普段の待ち合わせで、「高確率で待ち合わせに遅れてやってくる人」はいませんか？ こんな時も位置情報を共有しておくと非常に便利です。LINEで連絡がとれない場合、相手の位置情報を確認すれば、自宅を出発しているかどうかを確認することができます。相手が家を出発したタイミングを見計らって自分も出発時間を調整できるため、待たされるストレスが軽減するでしょう。
パートナーの位置情報から仕事帰りに「あとどのくらいで自宅に着くか」を予測し、食事の支度に取り掛かる時間の目安にするといった使い方もできます。
whooは位置情報をフリーズさせることもできるため、必要に応じて位置情報の共有のステータスを変更したり、共有しないことも可能。この使い勝手の良さも人気のひとつの理由でしょう。2024年現在でも人気の高いアプリですが、2025年も位置情報共有系のSNSアプリとしてさらに人気が拡大する余地が大きいと言えそうです。
GRAVITY
GRAVITYは、匿名で気軽にコミュニケーションを楽しめる新しいSNS。同じ趣味のコミュニティで交流したり、悩みを相談したり、音声で話したりと、さまざまな楽しみ方ができます。匿名性が高いためバズることをねらった過激な投稿が少なく、「優しいSNS」とも言われています。
つぶやきを投稿してユーザー同士がコミュニケーションを取るという点においては、XやThreadsと似た仕様のプラットフォームではありますが、悩みや相談事についての話題を中心に匿名同士がつながる点で違いがあります。また他人同士が気軽に会話しやすくなるような機能やコミュニティが充実している点も特徴的です。
例えば、16性格診断では、12問の質問に「はい」または「いいえ」で回答すると、16タイプから自分の性格タイプを診断してくれます。これによりGRAVITYユーザーの中から自分と相性の良いユーザーを見つけて繋げてくれます。
「気の使わない相手ととりとめのない会話をしたい」「無性に誰かと話がしたい」といった日もあるでしょう。そんな時は、ランダムに会話したい他人同士を繋げてくれる「宇宙通話機能」や「星と交信」機能がおすすめです。宇宙通話は、プロフィール非公開のユーザー同士が5分間の通話を行い、双方がプロフィールを公開すると通話時間を10分間延長できるというもの。知らない相手とランダムに繋がれるため気軽に会話を楽しめます。
星と交信は、自分が話したい話題を送信すると、ランダムな送信先にメッセージが送られるというもの。メッセージの受信者から返信が貰えるため、新しい友達を作りやすいです。
SNS上の誹謗中傷や過激な投稿も多い昨今、癒しを求めるユーザーからのニーズがこれからも高まっていくことでしょう。
Jiffcy
Jiffcyは、通話感覚でテキストでリアルタイムのコミュニケーションが楽しめるテキスト通話アプリ。電話での通話時と同様に発信して相手を呼び出すことができますが、トークはテキストでやりとりする形式です。通常のメッセージでは、なかなか相手に気付いてもらえない場合がありますが、Jiffcyなら気付いてもらいやすく、リアルタイムで会話を楽しめるのが特徴です。
Jiffcyの魅力は、急ぎの際に相手の呼び出しができる点。電車の中や深夜の時間帯など、通話しづらいシチュエーションでも、声を出す必要がないため、気軽に呼び出して会話を始められます。また「通話感覚で会話を楽しみたいけど、通話は緊張してしまう…」といった電話に対して苦手意識がある人でも楽しく利用できるのもポイントです。
TapNow
TapNowは、撮影した写真を友達に送り合い、気軽なコミュニケーションを楽しめるSNSアプリ。最大の特徴は、スマホのウィジェット機能を使用すると、ホーム画面に友達から送信された写真が表示される点。アプリを開かずとも、友達の「今」を切り取った瞬間を見ることができ、写真が更新されている楽しさも感じられる新しいアプリです。
友達から送られた写真はアプリを開くと、フォロー中のタイムラインに掲載され、時系列で確認が可能。またホーム画面上のウィジェットには友達の最新の投稿が自動的に表示される形です。携帯画面を見てふと写真が変わっているとそれだけで楽しい気持ちになり、アプリを開き、投稿を見に行こう！リアクションしよう！という気持ちになるでしょう。
ビーリアルと似ているのが「What’s UP」機能。「What’s UP」は友達に対して送ることができ、送られた友達は2分以内に写真を撮影し応答することができます。その際、インカメラとアウトカメラのそれぞれで同時に撮影がされるため、友達のよりリアルな今の状況を共有し合うことが可能です。
※サムネイル画像（Image:Shutterstock.com）※画像は一部編集部で加工しています
