ノートPC、タブレット、スマートフォン。日常的に充電するデバイスが増えた結果、コンセント周りに充電器が何台も並んでいる家庭は少なくありません。外出時にどの充電器を持っていくか迷ったり、旅行カバンの中で充電器とケーブルがかさばったりする場面も増えています。
こうした「充電器の複数持ち」を解消できる選択肢として、株式会社MOTTERUが2026年6月5日に発売した最大67W出力・USB-C×3ポート搭載のUSB充電器が注目されています。本記事では、このMOTTERU新製品の公式情報をもとに、スペックや注意点を生活者の目線で整理します。
MOTTERUの67W充電器(MOT-ACPD67C3)はどんな製品?
製品名は「USB充電器 PD67W 3ポート USB-Cx3(MOT-ACPD67C3)」。発売元は株式会社MOTTERU(本社:神奈川県海老名市、代表取締役:櫻田良太)で、2026年6月5日(金)より店舗およびオンラインショップを含むECモールで販売が始まっています。 主なスペックは次のとおりです。 PD(USB Power Delivery=USB規格の急速充電の仕組み)対応で、最大67W出力 USB-Cポートを3つ搭載し、最大3台の同時充電が可能 カラーはアーモンドミルクとスモーキーブラックの2色
PSE適合製品(電気用品安全法の基準を満たした製品)で、メーカーによる2年保証付き MOTTERUは充電器シリーズの累計販売数が55万台を突破したと発表しています。充電器選びでは「自分の持っている機器に対応しているか」「出力は足りるか」が判断のポイントになります。

ノートPCもスマホも1台で充電できる? 67W・3ポートの実力
スマホにタブレット、ノートPC。充電が必要な機器が増えるほど、充電器やケーブルも増えていきます。「旅行先でコンセントが足りない」「デスク周りが充電器だらけ」という悩みは、多くの人に共通するものではないでしょうか。 今回のMOTTERU製充電器(MOT-ACPD67C3)は、USB-Cポートを3つ搭載し、最大3台の同時充電に対応しています。では、実際にどんな機器に使えるのか、ポートの組み合わせで出力がどう変わるのかを整理します。 単ポート使用時の出力 3つあるポート(C1・C2・C3)のいずれか1つだけを使う場合、最大PD 67W(20V/3.35A)で充電できます。PD(USB Power Delivery)とは、USB-C経由で大きな電力を送れる規格のことです。PPS(プログラマブル・パワー・サプライ=電圧を細かく調整する仕組み)にも対応しており、5〜11V/5Aまたは5〜21V/3.35Aの範囲(最大67W)で給電されます。 2ポート・3ポート使用時は出力が分かれる C1+C2、またはC1+C3の組み合わせ:PD 45W+PD 20W、PD 20W+PD 45W、PD 30W+PD 30Wのいずれかに振り分けられます C2+C3の組み合わせ:それぞれ10Wずつ(合計20W) 3ポート同時使用:C1がPD 45W、C2とC3がそれぞれ10W(合計65W) つまり、ノートPCを充電しながらスマホも充電したい場合は、C1にノートPCをつなぐのがポイントになります。 対応機器の具体例 メーカーが挙げている対応機器は幅広く、iPhoneはSEシリーズから17シリーズまで、iPadはPro・Air・miniを含みます。MacBook Air/Proも対象です。Android側では、AQUOS、Pixel、Galaxy、Xperia、arrows、らくらくスマートフォン、DIGNO、かんたんスマホ、Redmiなどが挙げられています。 スマホ以外にも、USB PD対応のノートPC、Nintendo Switch、モバイルバッテリー、ワイヤレスイヤホン、Wi-Fiルーターなどが対応機器として記載されています。 注意しておきたい点 メーカーは「PD 67W以上を要するノートPCへの充電は速度が遅くなる可能性や充電ができない可能性がある」と注記しています。ノートPCの充電規格が67Wを超える場合は、購入前にPC側の仕様を確認する必要があります。 また、充電器本体にケーブルは付属しません。「接続する機器に合わせた給電ケーブルを別途用意する必要がある」とメーカーが案内しています。手持ちのケーブルがUSB-C対応かどうかも、あわせて確認しておきたいところです。




GaN採用で手のひらサイズ――持ち運びやすさのポイント
充電器を持ち歩くとき、カバンの中でかさばるのが気になる方は多いはずです。この充電器がコンパクトさを実現できている背景には、GaN(窒化ガリウム)という次世代の半導体素材の採用があります。GaNは発熱を抑えながら高出力を実現できる特性があり、本体サイズのコンパクト化に成功したとメーカーは説明しています。 メーカー公表の本体サイズは約37(幅)×40(奥行)×50(高さ)mm、重量は約111gです。手のひらにおさまる大きさで、最大67W出力の充電器としてはかなり小型といえます。 持ち運びやすさに関わるもう一つのポイントが、折りたたみ式プラグの搭載です。プラグ部分を本体に収納できるため、バッグやポーチの中で他の荷物を傷つけにくく、すき間にも入れやすい構造になっています。 さらに、入力電圧が100V〜240V・50/60Hzに対応しているため、海外の電圧環境でも使える仕様です。出張や旅行で充電器を複数持ちたくない場面では、判断材料の一つになるでしょう。 GaN(窒化ガリウム)採用で、発熱を抑えながら本体サイズのコンパクト化に成功 本体サイズ:約37×40×50mm、重量:約111g 折りたたみ式プラグでカバンの中でもかさばりにくい 入力電圧100V〜240V対応で海外電圧にも対応する仕様
安全機能と保証は十分? 購入前に確認したいこと
高出力の充電器を買うとき、「スマホやノートPCが壊れないか」「万一のトラブル時に対応してもらえるのか」は気になるポイントです。MOTTERUの本製品について、公式情報から読み取れる安全面・保証面を整理します。 搭載されている保護機能 過電流保護――規定を超える電流が流れるのを防ぐ仕組み 過電圧保護――電圧の異常な上昇から機器を守る仕組み 短絡(ショート)保護――回路がショートした際に遮断する仕組み これらの保護機能が搭載されている点に加え、PSE適合製品であることが公式に示されています。PSEとは、日本国内で電気用品を販売する際に求められる安全基準への適合を示すマークです。 保証とサポート体制 保証期間は2年間です。商品企画・開発・設計・サポートは日本で実施されており、生産国は中国と明記されています。 購入後に困りごとや故障があった場合の連絡先は以下のとおりです。 MAIL:support@motteru.co.jp TEL:046-200-7090(平日10時〜12時/13時〜17時) LINEからの問い合わせにも対応(LINE ID:@131jjnre、平日10時〜12時/13時〜17時) メール・電話・LINEと複数の窓口がある点は、電話が苦手な方にも判断材料になります。保護機能の有無、PSE適合かどうか、保証期間と問い合わせ先。この4点は充電器選びで見落としやすい項目なので、購入前に確認しておくと安心です。
価格はいくら? モニターセールと購入先を整理
充電器を買い替えるとき、気になるのはやはり価格です。「出力が大きい充電器は高いのでは?」と感じる方も多いかもしれません。MOTTERUの67W充電器について、通常価格とセール価格、購入できる場所を整理します。 MOTTERUダイレクト価格:5,530円(税込) 数量限定モニターセール価格:2,980円(税込)――通常価格から2,550円オフ モニターセールは数量限定のため、在庫がなくなり次第終了する可能性があります。購入を検討する場合は早めに確認しておくのが現実的です。 購入先として案内されているのは次の3つです。 楽天 Yahoo!ショッピング Amazon(※Amazonはポイント還元になる旨の注記あり) Amazonでは値引きではなくポイント還元という形になる点は、実質的な負担額に関わるため注意が必要です。 また、同時期の関連製品として、グラデーションケーブル USB-C to USB-C 1mの新色「コットンキャンディ」が6月2日(火)より販売中です。こちらはMOTTERUダイレクト価格1,880円(税込)で、同じく楽天・Yahoo!ショッピング・Amazonで取り扱われています。充電器とケーブルをまとめて検討したい場合の参考になります。
結局、どうすればいい? 購入前に確認したい3つのこと
気になる充電器が見つかっても、買ってから「自分の機器では使えなかった」となれば出費がムダになります。購入前に次の3点を確認しておくと安心です。 自分のノートPCがPD(USB Power Delivery=USB経由の急速充電規格)に対応しているか、必要なW数が67W以内か。メーカーはPD 67W以上を要するノートPCでは充電速度が遅くなる可能性や、充電ができない可能性がある旨を注記しています。 給電ケーブルは別売。手持ちのケーブルがUSB-Cかつ必要なW数に対応しているかどうかを確かめる必要があります。 モニターセールは数量限定。在庫状況は各ECサイトで異なるため、購入を検討するなら早めに確認するのが現実的です。 「安いから」だけで飛びつかず、自分の機器との相性を見極めてから判断しましょう。



