「もう手に入らないレアなもの」「希少性が高いキャラクターアイテム」から「古着」「野菜」など日用品や食べものまで幅広いアイテムを購入する際、人気のプラットフォームが「フリマアプリ」。その代表格がメルカリです。
若者に限らず、シニア層の方でも「メルカリで買い物をしたい」という方は少なくないでしょう。
ただし、フリマアプリでの取引は、いわゆる「個人間取引」であり、画面の先には「見知らぬ第三者の個人がいる」ことも意識すべきでしょう。
そこでこの記事では、メルカリを安心して利用するために必要な5つの項目について詳しく説明していきます。
【1】電話番号認証を正しく利用する
メルカリでは、アカウント作成時に電話番号認証が必要となります。これは、不正利用やなりすましを防ぐための重要なセキュリティ対策です。
メルカリではアカウント登録時に電話番号の認証が必要です。固定電話と050から始まる電話番号は登録できないので注意しましょう。
また、メルカリの電話番号登録は、なりすましや不正アクセスを防ぐためのものです。久しぶりにログインしたときなどにも電話番号認証が必要になることもあります。
そのため、登録時に親族などの電話番号を借りることは避けましょう。あくまで自身の携帯電話の電話番号で正しく認証することをおすすめします。
【2】真贋鑑定
メルカリでは、ブランド品などの高額商品を購入する際に真贋鑑定サービス「あんしん鑑定」を利用できます。
「あんしん鑑定」は、購入者が購入手続き後、専門の鑑定事業者が鑑定を行ってから購入者の元に届けられるというサービスです。このサービスにより、フリマアプリで問題となりやすい偽ブランド品や模造品を購入してしまうリスクを減らすことができます。
万が一鑑定事業者により「鑑定NG」が出た場合は取引が自動キャンセルされ、出品者の元に返送されます。
また、鑑定手数料はスニーカーで1,900円、バッグなどは2,600円もしくは4,300円です。バッグやスニーカー、トレーディングカードなど真贋の重要性が高いものを取引する場合には、鑑定オプションをできる限り利用してから購入しましょう。
【3】メッセージ機能や取引の際には、むやみに個人情報を公開しない
メルカリでは購入、発送、取引完了後などのタイミングで、取引相手と連絡をすることがありますが、その際に住所や電話番号などの個人情報をむやみに公開しないようにしましょう。メッセージのやり取りは、メルカリのシステム内で完結させるようにしましょう。
匿名配送を活用しよう
メルカリでは「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」「梱包・発送たのメル便」での出品時に匿名発送を使うことが可能。匿名発送とは、出品者と購入者がお互い住所や本名などを知らなくても配送できるシステムです。
個人情報の保護のためにも、ほしい商品が匿名配送に対応していない場合は匿名配送に対応している別の出品を探すか、出品者に「匿名配送に変更できますか?」と相談してみるのもよいでしょう。
【4】公式アプリや公式サイト以外からメルカリにアクセスしない
メルカリへのアクセスは、必ず公式アプリまたは公式サイトを利用するようにしましょう。
SNSから届いたリンク、メールに記載されたURLは、フィッシング詐欺などの危険なサイトである可能性があります。また、アプリのインストールも必ずApp StoreやGoogle Playストアなどの公式ストアから行いましょう。
【5】メルペイのあと払いの上限金額を設定しておく
フリマアプリとしてのメルカリだけでなく、メルペイを利用するケースもあるでしょう。メルペイとは株式会社メルペイが提供するキャッシュレス決済サービスで、メルカリだけではなく、実店舗でも利用できます。
メルペイはあと払いサービスを柔軟に使いやすい特徴があるため、使いすぎないように上限を事前に設定しておくことをおすすめします。
※サムネイル画像(Image:Shutterstock.com)※画像は一部編集部で加工しています