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JR東日本のアプリが多すぎる問題! 主要6アプリの機能と違いを整理してみた

【4】JRE POINTアプリ

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JR東日本グループが運営しているポイントサービス「JRE POINT」のアプリ。自分のポイント数やステージが確認できるほか、アプリからポイントを利用することができます。

また、提携ショップでバーコードを提示することで、JRE POINTを貯めたり支払いに使うことも可能ですよ。

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JRE POINTアプリでは、現在のポイント数やステージが確認できます。また、画面下のバーコードをタップすれば(左写真)、保有ポイントを貯めたり使うことができます(右写真)

このアプリが便利なのは「鉄道乗車回数達成状況」が確認できるところ。JRE POINTでは、「リピートポイントサービス」という同一運賃区間を1カ月以内に10回利用することで、1回分の運賃がポイント還元されます。

しかし、JR東日本の路線を頻繁に利用していると、自分ではリピートポイントサービスの達成状況が分からなくなる場合もあるので、このアプリで確認できるのが非常に便利なんです。

リピートポイントを確認する手順

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まず、JRE POINTアプリのホーム画面左上の「メニュー」をタップ(左写真)。次に、「鉄道乗車回数達成状況」を選択します(右写真)
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すると、現在の達成状況が確認できます。月末に確認して、あと1回で達成できるなら、途中下車してポイント還元を受けるのもアリですね!

なお、「JRE POINT」アプリの不便な点としては、アプリ上から登録しているSuicaを削除できないこと。WebブラウザでJRE POINT公式サイトにアクセスし、マイページから削除するしかないのはけっこう面倒ですよね。

●JRE POINTアプリ(公式)は→こちら

■JRE POINTアプリの特徴
【便利な機能】
・現在のポイント数やステージが確認できる
・リピートポイントサービスやキャンペーンの達成状況が確認できる
・JRE POINTをほかの商品に交換できる
・キャンペーンの申し込みができる
【デメリット】
・アプリ上では登録したSuicaを削除できない

【5】NewDaysアプリ

JR東日本の子会社JR東日本クロスステーションが運営する駅チカ・駅ナカコンビニの「NewDays」にも専用アプリがあります。

NewDaysアプリにユーザー登録することで、おトクなクーポンが配布されるのですが、それ以外にもJRE POINTで割引商品とおトクに交換できたり、SuicaやPASMOを登録することで特別な景品やクーポンがもらえるのです。

また、JRE POINTでNewDaysアプリのキャンペーンが実施されたりするので、通勤途中によくNewDaysを利用するなら入れておいた方がいいでしょう。

注意したいのは、スタンプを集めるのに連携できる交通系ICカードは1枚だけとなっている点。たとえば、モバイルSuicaやSuica搭載ビューカード、モバイルPASMOなど使い分けをしている人には、少し使いにくいかもしれませんね。

●NewDaysアプリ(公式)は→こちら

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NewDaysアプリではお得なクーポンがもらえます(左写真)。ただし、登録できるSuica・PASMOは1枚だけです(右写真)。JRE POINTのように複数枚のSuicaやPASMOが登録できるといいんですが……

■NewDaysアプリの特徴
【便利な機能】
・お得なクーポンがもらえる
・JRE POINTでお得に商品がもらえる
【デメリット】
・登録できる交通系ICカードは1枚だけ

【6】JRE WALLETアプリ

JR東日本が提供する「JRE WALLET」は、クーポンなどの資産を一元管理したり、友だちとシェアできるアプリです。

モバイルSuicaとJRE WALLETを連携させることで、Suicaの利用履歴に基づいたクーポンが届きますし、今後はほかのアプリとも連携できるようになるとのこと。

友だちにクーポンを送ることもできるので、仲間内で活用するといいでしょう。

ただし、JRE WALLETアプリは始まったばかりのサービスなので、現状では連携しているサービスが少ないのがネック。サービスが充実してきたら、もっと便利に使えるかもしれませんね。

●JRE WALLET(公式)は→こちら

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画面下の「アイテム」を選択すると(左写真)、クーポンをチェックすることができますが、まだ数が少なくお得感は少めです(右写真)

■JRE WALLETアプリの特徴
【便利な機能】
・ほかのアプリとJRE WALLETを連携させクーポンやサービスが受けられる
・受け取ったクーポンを友だちとシェアできる
【デメリット】
・現状では使えるサービスが少ない

JR東日本はユーザーIDを「JRE ID」に統合する予定!

ここまで、JR東日本グループのアプリをたくさん紹介してきましたが、アプリごとにいちいちユーザー登録するのがけっこう面倒くさいですよね。

実は、2024年12月にJR東日本から「JRE ID」という新たなサービスが発表されました。これによって、これまでバラバラだったJR東日本グループのサービスを、統合ID「JRE ID」だけでシームレスに利用できるようになるそうです。

●JRE ID(公式)は→こちら

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「JRE ID」では、これまでバラバラだったJR東日本のサービスを、統合IDでシームレスに利用できます(画像はJR東日本公式サイトより引用)

JRE IDへの切り替えのタイミングはサービスごとに異なっており、25年3月11日現在で対応しているのは「モバイルSuica」「Ringo Pass」「Tabi-CONNECT」「TipSmile」の4つのサービスとなっています。

今後、「JRE MALL」「えきねっと」「JR東日本アプリ」「JRE POINT」なども、JRE IDに切り替わるとのことなので、もっと利便性が高くなりそうですね。

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今後、「JRE MALL」「えきねっと」「JR東日本アプリ」「JRE POINT」などが、少しずつJRE IDに切り替わる予定です(画像はJR東日本公式サイトより引用)

まとめ

いかがでしょうか? 今回はJR東日本グループのアプリを紹介しましたが、かなりの数があってややこしいですよね。

アプリごとに機能を細分化しているため、仕方ない部分はあると思いますが、ユーザーとしてはアプリが多すぎて面倒ですし、ちょっと使いにくい部分もあります。

とくに、モバイルSuicaとJRE POINTの連携不足や、えきねっとチケットレスアプリに対応しているきっぷの少なさには、不満を感じている人も多いでしょう。

今後は、JRE IDに統合されるので登録のハードルは下がると思いますが、もう少しアプリの機能を統合して数をもっと絞ってもらえると助かりますね。

西澤浩一

西澤浩一

アニメやゲーム、ニコニコ動画関連書籍の編集に携わり、今ではオーディオ、生活雑貨、マネーなどさまざまなジャンルに手を広げている。趣味は乗り鉄であり、休日はフリーきっぷ片手に日本全国を徘徊中。お気に入りは青春18きっぷで乗れるリゾートしらかみ。他にもゲーム、マンガはもちろん映画鑑賞も趣味のひとつ。

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