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コスパ&タイパ重視の“年賀状離れ”進む LINE派が86%、“紙のぬくもり”はどこへ?

近年は郵便はがき代の値上げや、SNS・メッセージアプリなどの普及により、年賀状を送らない人が増えています。では、いまも「きちんと新年の挨拶をしたい」と考える人はどれほどいるのでしょうか。今回は、2025年10月29日に公開された「年始の挨拶や年賀状に関する意識調査結果」を紹介します。

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(画像は「photoAC」より)※画像は一部編集部で加工しています
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デジタルツールで新年の挨拶をする人は約半数

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約2人に1人はデジタルツールで新年の挨拶(「ソルトワークス」調べ)

年賀状やポストカード作成等のWEBサービス開発・運営を手掛ける、株式会社ソルトワークスでは、全国の20代以上の男女304人を対象に「年始の挨拶や年賀状に関する意識調査」を実施しました。

まずはじめに「今年年賀状を出すか」と質問すると、全体の約35%が「年賀状を出す」と回答し、約65%は「出さない」と回答。約2人に1人がデジタルツールで挨拶を行い、約3人に1人が紙の年賀状を出す予定であることがわかりました。

年賀状を出さない人の新年の挨拶について深掘りすると、80.1%はLINEやSNS、メールなどの「デジタルツール」で挨拶をすると答え、12.2%が「挨拶をしない」と回答しています。

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年賀状をもらうと嬉しい?(「ソルトワークス」調べ)

次に「年始の挨拶を受け取る側として紙とデジタルのどちらが嬉しいか」たずねると、「紙での挨拶のほうが嬉しい」と答えた人が56.6%と半数以上にのぼる結果となりました。「年賀状をもらうと嬉しいし自分も年賀状を出す」という人が多いようです。

一方、「デジタルでの挨拶のほうが嬉しい」と答えた人は45.2%にとどまり、「自分はデジタルで挨拶するが、もらうのもデジタルが嬉しい」という人ばかりではないことがわかりました。

デジタル派の新年の挨拶は「LINE」が最多

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新年の挨拶手段はLINEが1位(「ソルトワークス」調べ)
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デジタルで新年の挨拶をするのは手軽だから(「ソルトワークス」調べ)

「年始の挨拶をデジタルでする人の使用ツール」を尋ねたところ、「LINE」が86%と圧倒的多数を占めました。「デジタルで新年挨拶をする主な理由」を質問すると、9割以上が「手軽さ」と回答しています。

また回答者からは、「コストパフォーマンスもタイムパフォーマンスもとてもいいと感じています」「すぐに挨拶ができて便利」「ペーパーレスだからエコの観点で良い」「処分する必要も手間もなくて良い」「住所変更などライフスタイルの変化に振り回されなくていいから楽」といった声も。

手軽さはもちろん、LINEの生活インフラ化や、昨今の物価高の影響も、デジタル挨拶のメリットになっているようです。

デジタル挨拶に満足している人は9割以上

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デジタル挨拶への物足りなさを感じる人はごく少数(「ソルトワークス」調べ)

新年の挨拶のデジタル派が多い中で、「デジタル挨拶への物足りなさを感じるか」と質問すると、94%が「まったく感じない」または「あまり感じない」と回答。一方、「やや感じる」との回答はわずか6%にとどまりました。

デジタル挨拶に満足している人からは、「瞬時に気持ちを届けられるからとてもいい」「手軽でお金もかからないからもう紙の年賀状には戻せない」などの好意的な声が多く寄せられています。

最後に、年賀状派・デジタル派に関わらず、「年始の挨拶や年賀状に対して思うこと」を質問すると、「もう不要な慣習だと思う」「デジタルの年賀状すらやめたい」「本当に親しい友人とは普段から連絡を取り合うので改めて新年に挨拶をする必要を感じなくなっている」など、新年の挨拶自体に否定的な意見が。

一方で、「昔に比べて送る相手は減ったが、今も続けている人にはこれからも送りたい」「メールで済ませることも増えたが、数年会っていない人にはハガキを出している」「大切な関係であればあるほど紙のほうが良い」といった声もあり、“大切な人にはきちんと新年の挨拶をしたい”と考える人はまだ多いことがわかりました。

他にも、形式にとらわれずに自身の生活スタイルや相手に合わせた挨拶を大事にしている人もいました。

本調査から、約半数の人たちはデジタルツールで新年の挨拶をする予定であることが明らかに。コミュニケーションツールの発展や価値観が多様化する中で、世の中の傾向も変化しているようです。

出典:【株式会社ソルトワークス

※サムネイル画像は(Image:​「photoAC」より引用)※画像は一部編集部で加工しています

スマホライフPLUS編集部

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