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防災グッズの6割が“気づかぬ間にゴミ化” 放置モバイルバッテリー膨張が最多トラブル

自然災害の多い国、日本では、防災グッズの準備や災害時の行動を事前に理解しておくといった対策は欠かせないだろう。しかし、長期間災害がなく、防災グッズの出番が来ないと、どうしても点検や見直しは忘れてしまいがちだ。そこで今回、株式会社 PRIMEが運営する不用品回収サービス「粗大ゴミ回収隊」は、防災グッズを所有する男女500名を対象に「不用品化してしまった防災用品とその対処法」に関するアンケート調査を実施した。

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(Image:Shutterstock.com)
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非常食や飲料は不用化しがち?

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主に、消耗品となるものは不用化しやすい傾向(「株式会社 PRIME」調べ)

今回の調査結果から、準備している防災グッズのなかで、気づかぬうちに不用化していたものについて回答を見てみると、米や乾パン、レトルト食品といった「非常食」が29.8%で最も多く、次いで「飲料水」が25.2%で続く結果に。賞味期限が長いと思われがちな非常食は、気づかないうちに放置されやすい傾向が見られた。他には、モバイルバッテリーや救急セット、カイロ、ランタンなども続いた。

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点検や見直しはしたことがない人もいる(「株式会社 PRIME」調べ)

防災グッズを最後に点検・見直しした日を尋ねたところ、「1年以内」という回答が29.4%で最も多く、「半年以内」は23.4%、「3カ月以内」が13.2%と、1年以内に点検している人が多い一方で「2年以上点検していない」「点検したことがない」という人も34.4%にのぼった。

また、不用化した理由についても尋ねたところ、基本的には「定期的な確認がなかった」ことが多く、「買って満足した」「存在そのものを忘れていた」「どこに保管したか忘れていた」といった回答もあった。

いざというとき、防災グッズが本領を発揮できるように、定期的な点検や見直しをしなくてはならない。

放置してしまうと危険な防災用品もある

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モバイルバッテリーやガス缶などは危険性があり、処分にも困るようだ(「株式会社 PRIME」調べ)

今回の調査結果から、危険物に分類される防災用品で困った経験について回答を見てみると、「膨張したモバイルバッテリー」が最も多く、23.8%となった。次いで「劣化したガス缶」は20.4%、「経年劣化したライト・電気製品」が11.8%で続いた。いずれも危険性のある物質が含まれているため、定期的に点検して処理方法にも注意が必要だ。

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冬の災害では停電や火災が最も恐れられている(「株式会社 PRIME」調べ)

これから到来する冬において、最も怖い災害は何か尋ねたところ、「停電」が26.3%で最も多く、「火災」が22.4%で続いた。停電が起きると暖房機器が使えず、暖を取ることも難しくなる。冬の乾燥した空気のなかでは火災も発生しやすいため、注意が必要だ。他にも、「地震」が17.6%、「断水」が13.2%で続いた。

まだ防災グッズを準備していない人は、冬に備えて早めに対策しておくことが重要だ。

出典:【株式会社 PRIME

※サムネイル画像(Image:Shutterstock.com)

スマホライフPLUS編集部

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