
あなたはGoogle Mapsの実力、10%しか使っていないかもしれません
「Google Maps=道案内アプリ」——そう思っている方、正直に手を挙げてください。実はこれ、筆者もつい最近まで同じでした。目的地を入れて、ルートを表示して、到着したら閉じる。それだけ。
ところが、Google Mapsにはナビ以外にも驚くほど多彩な機能が詰め込まれています。地元の隠れた名店探しから、旅行プランの作成、さらには自分の行動パターンの振り返りまで。知っているかどうかで、日常の便利さがまるで変わってくるのです。
今回は、Google Mapsの「ナビ以外」の活用術を7つ厳選してご紹介します。
周辺スポット検索:”いつものチェーン店”から卒業する方法
Google Mapsの検索バーに「コーヒー 近く」「本屋」「ランチ」などと打ち込むだけで、現在地周辺のお店がズラリと表示されます。ここまでは使ったことがある方も多いでしょう。
ポイントはフィルター機能です。検索結果画面の上部にあるフィルターアイコンをタップすれば、「星4以上」「現在営業中」「距離順」といった条件で絞り込めます。さらに各店舗のプロフィールには、ユーザーレビュー・写真・公式サイトへのリンクまで揃っているので、”ハズレ”を引くリスクがグッと減ります。
(ここに画像挿入:Google Mapsのフィルター機能を使った検索結果画面のスクリーンショット)
ここが便利!
競合アプリの食べログやRettyと比べると、飲食以外のジャンル(美容室、修理店、公園など)にも強いのがGoogle Mapsの特長です。「近くの公園」で子どもの遊び場を探す、「コインランドリー 近く」で出先の洗濯問題を解決する——こうした”生活の困りごと”に幅広く対応できます。
旅行プランニング:ガイドブック要らずの下調べ術
旅行前の情報収集にもGoogle Mapsは大活躍します。おすすめの使い方は次の2種類です。
1. ストリートビューで”バーチャル散歩”
宿泊先の周辺をストリートビューで覗いてみましょう。治安の雰囲気、歩道の広さ、近くにコンビニがあるかどうかなど、写真だけでは分からないリアルな情報が手に入ります。
2.「保存済み」リストで行きたい場所を整理 気になるスポットを見つけたら「保存」をタップ
「レストラン」「観光地」「カフェ」など、リストを自分で作成・分類できます。しかもこのリストはスマホ・PC・タブレット間で自動同期されるので、自宅のPCで下調べ→当日はスマホで確認、という流れがシームレスに実現します。

タイムライン機能:「先週どこ行ったっけ?」を解決
Google Mapsのタイムライン機能は、位置情報の履歴をもとに、過去の行動を日・月・年単位で振り返れる機能です。「あの美味しかったお店、どこだっけ?」という”ど忘れ”を一発で解決してくれます。
さらに、通勤時間の合計や徒歩の総距離といった行動パターンの可視化も可能。自分の生活習慣を客観的に見直すきっかけにもなります。
注意点:プライバシー設定は必ず確認を
この機能を使うには「ロケーション履歴」をオンにする必要があります。便利な反面、位置情報を常時記録するため、プライバシーへの配慮は不可欠です。設定画面から保存期間を「3か月」や「18か月」に制限したり、特定の日の記録を手動で削除したりすることをおすすめします。
現在地の共有:安全対策にも、遅刻の言い訳にも
Google Mapsの「現在地の共有」は、リアルタイムの位置情報を家族や友人に送れる機能です。ナビ中に使える「移動状況の共有」もあり、到着予定時刻と現在位置を相手に自動で伝えてくれます。目的地に着けば共有は自動停止するので、”共有しっぱなし”の心配もありません。
この機能の本質的な価値は安全面にあります。夜道の一人歩き、子どもの通学路、高齢の家族の外出——共有相手がいつでも位置を確認できる安心感は、他のアプリにはなかなか代えがたいものです。
交通状況の予測:出発時間を”科学的に”決める
「この時間に出たら何分かかる?」という疑問に、Google Mapsは過去の交通データとリアルタイム情報を組み合わせて答えてくれます。出発時刻を変えてシミュレーションすれば、渋滞を避けるベストな出発タイミングが分かります。
精度についても、筆者の実感では「到着予測±3分以内」に収まることがほとんど。突発的な事故には対応しきれないものの、日常の通勤・通学レベルなら十分に信頼できます。
情報の修正・スポットの追加:”みんなで育てる地図”に参加しよう
Google Mapsは一方的に使うだけのアプリではありません。営業時間の誤りを見つけたら「情報の修正を提案」から報告できますし、まだ地図に載っていない新しいお店や公園を「場所を追加」で登録することもできます。道路上のトラブル(事故・工事・障害物など)をリアルタイムで報告する機能も搭載されています。
こうしたユーザー参加型の仕組みこそが、Google Mapsの情報精度を支えている大きな要因です。使うだけでなく”貢献する”という視点を持つと、地図アプリとの付き合い方が少し変わるかもしれません。
Google Mapsは”生活インフラ”になった
ここまで7つの活用術を紹介してきましたが、改めて感じるのはGoogle Mapsが単なる地図アプリの枠を完全に超えているという事実です。検索・旅行計画・ライフログ・安全管理・地域貢献——これだけの機能が無料で使えるサービスは、他にほとんど見当たりません。
一方で、位置情報の常時取得によるバッテリー消費やプライバシーリスクは、常に意識しておくべきポイントです。「使える機能は全部オン」ではなく、自分に必要な機能だけを選んで有効化するのが賢い付き合い方でしょう。
まずは今日、Google Mapsを開いて「近くのカフェ」と検索してみてください。いつもの街に、まだ知らない一面がきっと見つかるはずです。
出典:【how-to geek】
※サムネイル画像はスマホライフPLUS編集部が作成しています。



