近年はキャッシュレス決済が多様化しており、クレジットカード決済だけでなくPayPayやd払いといったバーコード決済、SuicaやWAONといった電子マネー決済など、さまざまな決済方法が普及している。株式会社NEXERは今回、事前調査で「クレジットカードとその他のキャッシュレス決済の両方を利用している」と回答した全国の男女500名を対象に「クレジットカードとその他キャッシュレス決済の使い分け」についてのアンケートを実施。世間のキャッシュレス決済における使い分け事情について紹介していこう。
3割は金額の大小でキャッシュレス決済を使い分け？
今回の調査結果から、クレジットカードとその他キャッシュレス決済をどのように使い分けているかについて回答を見てみると、「少額決済はキャッシュレス決済、大きな買い物はクレジットカード」という回答が31.8%が31.8％で最も多かった。理由としては「セキュリティがしっかりしている」「大きな金額はチャージ金額では足りないから」といった回答が集まり、金額制限に加え、QRコード決済や電子マネーよりも信頼されていることが分かった。2位には「利用できる店舗・サービスによって変えている」という回答もランクイン。クレジットカードは使えるのに、その他キャッシュレス決済が対応していない店が多いという回答が集まった。他には「ポイント還元率で使い分けている」という回答も続いた。
通販を利用する場合、主にどちらを利用するかについても尋ねたところ、なんと82.4%が「クレジットカード」と回答。理由については、「クレジットカードのみ対応が多いから」「登録していて手軽で慣れているから」といった回答が集まった。QRコード決済や電子マネーはまだ歴史が浅く、対応店舗が少ないことが背景にあると考えられる。
各キャッシュレス決済にはどんなメリットがある？
クレジットカード決済と、その他キャッシュレス決済それぞれのメリットについても調査結果を見てみよう。クレジットカードのメリットとしては「カード1枚持っていれば高額な支払いにも対応できる」「チャージする必要がなく、使えるお店も多い」「セキュリティがしっかりしている」といった回答が集まった。セキュリティ面や、カード1枚あれば店ごとに使い分ける必要がなく、チャージも不要な点が高く評価されていると分かる。
一方、その他キャッシュレス決済では「気軽に利用でき、ポイント還元やキャンペーンなども多い」「スマホを持っているだけで買い物ができる」「即時引き落としでポイントも貯まる」といった回答が集まった。財布を取り出すよりもスマホを取り出す方が楽だという人にとって重宝されており、ポイントやキャンペーンが充実している点が評価されていることが分かった。使い分けに困ったときは、それぞれのメリットを振り返ってみるといいかもしれない。
出典:【クレジットカードの知恵袋】
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