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「知っているけど使わない」スマートホーム、利用とイメージに大きな差【MyVoice調べ】

家電や住宅設備をネットでつなぎ、より便利で快適な生活に貢献する「スマートホーム」。実際にスマートホームについて理解・利用している人はどの程度いるのでしょうか。そこで今回は、「『スマートホーム』に関するインターネット調査」をご紹介します。

スマートホームの認知率は7割強! 利用状況を調査

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スマートホームの認知率は7割強(「MyVoice」調べ)
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マイボイスコム株式会社では、MyVoiceのアンケートモニター9156人を対象に「『スマートホーム』に関するインターネット調査」を実施。

まずはじめに「『スマートホーム』という言葉を聞いたことがありますか?」と質問すると、7割強(71.2%)が「知っている」「聞いたことがある」と回答しました。

また、「スマートホームデバイス・関連機器の所有状況」は2割程度であることも判明。デバイス・機器別に見ると、「スマートスピーカー」が10.0%、「ロボット掃除機」「スマートリモコン」がそれぞれ4.8%でした。

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スマートホーム関連機器は自宅や外出先から遠隔操作する人が多い(「MyVoice」調べ)

次に、スマートホーム関連機器所有者に「どのように利用しているか」をたずねると、25.6%が「自宅で、家電・設備をスマートフォンから遠隔操作」、20.6%が「外出時に、家電・設備をスマートフォンから遠隔操作」、16.5%が「音声で家電・設備を操作」と回答。

「寝室に移動したけど、リビングの電気を消し忘れた」「自宅に着く前にエアコンで温度を下げておきたい」といったケースの場合に活用する人が多いのではないでしょうか。

続いて「スマートホームのイメージ」をたずねると、「費用がかかる」が26.8%で最多の割合を占め、2割弱が「故障や誤動作などのトラブル時、災害時、停電時などの対応が大変」「スマートフォンに依存しすぎている」と回答しました。

年代別では、10代・20代で「自分自身の快適な暮らしが実現できる」という回答が多い結果に。年代によって、スマートホームへのイメージは変わるのかもしれません。

また、スマートホーム関連機器利用者からは「家族全体の快適な暮らしが実現できる」「自分自身の快適な暮らしが実現できる」「自分自身の生活の手間が省ける、効率的に暮らせる」とポジティブな声が寄せられています。利用者とそうでない人とのイメージの差も大きいようです。

スマートホームでやってみたいことは? 利用者・未利用者別にイメージも調査

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スマートホームでやってみたいこと、第1位は外出時の遠隔操作(「MyVoice」調べ)

「スマートホームでやってみたいこと」を調査すると、「外出時に、家電・設備をスマートフォンから遠隔操作」が24.1%、「自宅のセキュリティ対策」が18.7%、「自宅で、家電・設備をスマートフォンから遠隔操作」が12.9%という結果となりました。

ほかにも、「離れて暮らす家族宅にセンサーなどを設置し、安否確認」という回答もあがっています。

最後に、スマートホームを利用している人・利用していない人・所有していない人に、「利用状況、利用したいこと」をたずねました。

利用している人からは、「LEDライトをスマホアプリやAlexaで操作できる機種にしていて、在宅ワークの際は白色灯、就寝前は暖色など、色合いをシーンによって変えている」「ペットの暖房から自動給餌・自動給水まで遠隔で行います。どうしても年数回出張があって留守にするので助かります」という声が寄せられました。

一方、利用していない人からは、「スマートカメラを使っていたが子供が大きくなりあまり意味がなくなってきたと思う」「スマートスピーカーを設置しているが、タイマーくらいしか利用していないので、電気代が無駄だと感じている」との声があがっています。

また、所有していない人からは、「小学生が安全に留守番できるようなものがあれば使いたい」「朝起きた後、家中のカーテンを開けるのが面倒なので、起床時刻になったら全てのカーテンが自動で開くようにしたい」といった意見が見られました。

本調査から、スマートホームの認知度は高いものの、利用者・未利用者によってスマートホームに対するイメージに差があることが明らかになりました。また、利用者の中でも、効果的に活用できている人と、十分に活用できていない人がいることもわかっています。

スマートホームを導入する際は、家庭や自身に本当に必要な機能を見定めることで、効果的に活用できるかもしれません。

出典:【マイボイスコム株式会社】

※サムネイル画像(Image:Shutterstock.com)

スマホライフPLUS編集部

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