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『ライカ』のカメラ体験をスマホで楽しめる! ライカ搭載スマホ3選

スマートフォンのカメラ性能が飛躍的に向上する中、各社から名門カメラメーカー「ライカ」搭載モデルが登場し、注目を集めています。ライカといえば、プロの写真家も愛用する高級カメラブランドとして世界的に知られていますが、そのレンズ技術や色彩表現がスマートフォンにも採用されているのをご存じでしょうか。

高級カメラを持ち歩くことが難しい日常でも、ライカの写真表現をポケットサイズで楽しめる可能性が広がっています。

この記事では、ライカのカメラ体験をスマホで楽しめる、おすすめのライカ搭載スマホ3選をご紹介します。

『ライカ』のスマートフォンへの取り組みについて

『ライカ』のスマートフォンへの取り組みについて1
(画像は「ライカ」公式サイトより引用)
この記事の画像(5枚)

ライカカメラ社は、高品質なカメラ、双眼鏡、ウォッチ製品などを製造・販売するドイツの企業です。卓越した品質と革新的な技術、デザインにより『ライカ』ブランドは高く評価され、世界中の写真愛好家から愛されています。

そんな『ライカ』初のスマートフォンとして2021年に発表されたのが『Leitz Phone 1(初代モデル)』。AQUOS R6と共通の1型センサーを採用しながら、Leica Mモノクロームを意識した専用UIを搭載。磁気式レンズキャップ付属で光学レンズ保護を実現しています。

『ライカ』のスマートフォンへの取り組みについて2
(画像は「ライカ」公式サイトより引用)

「Leitz Phone 1」は、デジタルカメラにも使われている1インチサイズの大型センサーを搭載。これにより、光の明暗を細やかに捉え、解像度の高い、クリアで鮮やかな画質を実現しています。一般的にセンサーを大きくするとレンズも分厚くなりがちですが、「Leitz Phone 1」は、ライカの高度なレンズ技術により、明るく高品質な非球面レンズ搭載の7枚のレンズを組み合わせた「ズミクロンF1.9/19 ASPH.」を搭載し、スマホとしての使いやすさを損なわない薄さを実現しています。

さらに、ライカならではの画像処理技術により、光のグラデーションが豊かで美しい、ライカ特有のモノクロ写真が手軽に楽しめる「Leitz Looks」モードも搭載されています。

こうした『ライカ』のスマートフォンへの取り組みは2025年現在でもさまざまな形で続いており、『ライカ』のカメラ体験を楽しめるスマートフォンを実際に入手可能です。

そこで次項から、2025年現在でも入手可能な『ライカ』搭載スマホの例をいくつかご紹介します。

Leitz Phone 3

Leitz Phone 3 1
(画像は「ライカ」公式サイトより引用)

Snapdragon 8 Gen 2チップ搭載で8K動画撮影可能という高性能を誇る端末が『Leitz Phone 3』です。1型イメージセンサーに14チャンネルスペクトルセンサーを組み合わせ、自然光の波長分布を数値化できます。

そしてLeitz Looks機能ではNoctilux-M 50mm f/1.2など伝統的なライカレンズのボケ特性を、画像処理を行うことでスマホでも再現可能です。

先に述べた「Leitz Phone 1」の直接的な後継機種に該当し、2025年現在でも十分に使える性能のため、『Leitz Phone』シリーズをお求めの方にはもっともおすすめできる端末です。

【ライカ共同開発】Xiaomi 14 Ultra

【ライカ共同開発】Xiaomi 14 Ultra1
(画像は「ライカ」公式サイトより引用)

1型センサーに物理可変絞り(f/1.63-f/4.0)を搭載し、ライカと共同開発したレンズシステムにより、超広角から望遠まで対応し、RAW現像も可能という「カメラに全振りした端末」といえるのがXiaomi 14 Ultraです。

Xiaomiが日本に本格進出したのは2019年のことであり、長年にわたって同社は低価格帯の端末に注力し、中国国内のフラッグシップモデルの日本市場への投入は控えめでした。そんなXiaomiが満を持して投入したのが「Xiaomi 14 Ultra」です。

専用フォトグラフィキット(別売)装着でボディ側面に物理シャッターボタンや追加のカスタムダイヤルを搭載することも可能です。ライカのカメラそのものを思わせる本体デザインも美しく、ライカらしい『スマホ』をお求めの方にはおすすめの一台です。

なおライカが光学設計などを全面的に共同開発している同社の端末には、このほかにもXiaomi 12S Ultraなどがあり、アナログフィルムの粒子感を再現するフィルタなど、美しい写真を楽しめる工夫がされています。

ただし先にも述べた通り、Xiaomiは日本国内において低価格帯に注力してきたことから、ライカ共同開発のハイエンドモデルの一部は、中古市場に流通しているモデルが中国版であるケースがあります。

そのため日本の正規ルートで購入可能な『Xiaomi 14 Ultra』の入手を基本的には強くおすすめします。

AQUOS R9 pro

AQUOS R9 pro1
(画像は「SHARP」公式サイトより引用)

AQUOS R9 proは、1/0.98インチ超大型センサーとf/1.8大口径レンズを組み合わせている点が大きな特徴。大型センサーと明るいレンズ、光学式手ブレ補正で高い集光量と鮮明な撮影を実現したスマホです。

ライカ監修の「Vario-Summicron」システムが暗部ノイズを大きく低減している点も特徴です。

まとめ

ライカ搭載スマホは、それぞれ異なる特徴を持ちながらも、「写真表現」を追求する点では共通しています。

Leitz Phone 3は「純粋なライカ体験」を求める方に、Xiaomi 14 Ultraは「プロ級のマルチカメラシステム」が必要な方に、AQUOS R9 proは「日常的な使いやすさ」を重視する方におすすめです。各モデルともライカの光学技術を基盤としながらも、メーカーごとの特徴が表れており、撮影スタイルやデザイン好みに合わせて選択できるのが魅力です。

それぞれの特徴を比較し、自分の用途や好みに合った一台を選ぶことで、新たな写真体験を楽しむことができるでしょう。

※サムネイル画像は(Image:​「ライカ」公式サイトより引用)

スマホライフPLUS編集部

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