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Z世代の大学生92%が「LINE」は必須、TikTok禁止でも困らない過半数【サークルアップ調べ】

ショート動画を共有するTikTokは、日本では10代から20代を中心に人気があると言われているSNS。企業もZ世代へのブランド認知強化などのため、マーケティングツールとしても利用しているが、果たして利用実態はどうなっているのだろうか。RECCOOが運営するクイックリサーチサービス「サークルアップ」による最新調査で、現役大学生500人を対象にTikTokの利用状況やその意識についてのデータが明らかになった。さっそく結果を見ていきましょう。

TikTok利用率は56%であるものの、禁止されても困らない人が多数

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(「サークルアップ」調べ)
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調査は2025年1月27日に実施され、日本国内のZ世代のTikTokに対する本音を浮き彫りにしている。現役大学生の56%が現在TikTokを利用していると回答しており、そのうち42%は「毎日利用している」と回答。TikTokが日常生活に深く浸透していることが伺える。特に、動画視聴を通じたエンターテインメントだけでなく、情報収集や趣味の共有など、多様な目的で活用されている点が特徴的だ。

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推し活やポイ活でTikTokを利用している人が、TikTokを必要としている様子(「サークルアップ」調べ)

TikTokがZ世代にとって日常的な存在である一方で、その必要性については意見が分かれている。「日本でもTikTokが禁止されたら困るか」という質問には46%が「困る」と回答したものの、54%は「困らない」と答えた。自由回答では、「推しのTikTokerを見られなくなる」「ポイ活(ポイント活動)ができなくなる」といった具体的な困りごとが挙げられる一方、「インスタグラムやYouTubeで代替可能」といった冷静な声も見受けられた。

アメリカでは国家安全保障上の懸念からTikTokへの規制が強化されており、日本でも同様の議論が進む可能性がある中で、現役大学生にとってTikTokは「絶対に必要なアプリ」というわけではないようだ。

Z世代にとって不可欠なSNSアプリとは?

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テキスト投稿がメインのXより、ビジュアル投稿が中心のインスタグラムの方に軍配が上がった(「サークルアップ」調べ)

禁止されたら困る絶対必要不可欠なSNSアプリについて尋ねたところ、92%が「LINE」と回答。以下、Instagram(65%)、X(旧Twitter)(33%)、TikTok(23%)と続き、TikTokは他の主要SNSに比べて優先順位が低いことが明らかになった。Z世代にとってTikTokは重要なプラットフォームであるものの、他のSNSの方がまだまだ優勢のようだ。特にLINEは9割以上が必要と回答しており、友人や家族、部活やサークルメンバー、バイト先の人など、いろいろな人とコミュニケーションがとれる点が評価されているのだろう。

Z世代はデジタルネイティブとして多様なツールを使いこなしながらも、それぞれのアプリに対する依存度や役割分担を明確に認識している。今後、タイパの意識がさらに進んで行けば、SNSも淘汰されていくかもしれない。

出典元:【サークルアップ】

※サムネイル画像(Image:Tomas Ragina / Shutterstock.com)

スマホライフPLUS編集部

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