X(旧Twitter)は、世界中の人々と繋がり、自分の思いや情報を発信できるSNS。しかし、初心者が知らないと困るマナーや、Xに切り替わって以降の仕様の変化もあります。
そこでこの記事では、X(旧Twitter)初心者がまず注意すべき10個のポイントを紹介します。
【目次】
1.【ポスト】X/Twitter初心者が投稿時に最低限注意すべき4つの点
2.【アカウント周り】X/Twitter初心者が絶対にチェックすべき3つの設定
3.【垢バレ】X/Twitter初心者が「垢バレ」の予防策として注意すべき3つの点
4.【参考】知り合いにバレずにX/Twitterを楽しむには?
5.【参考】X/Twitterの初心者が知っておくと便利なポスト・DMの仕様について
6.【参考】X/Twitter初心者が知っておくと便利なマナーについて
7.まとめ
【ポスト】X/Twitter初心者が投稿時に最低限注意すべき4つの点
この記事を読んでいる方は、X(旧Twitter)に登録し、ポスト(ツイート)をし始めた段階ではないでしょうか。ポストは他のアカウントとの交流の最大のきっかけとなりますが、使い方を誤ると訴訟リスクが生じたり、自分の位置情報までもが投稿されてしまうことも。
使い始めたばかりの段階だからこそ、投稿内容には注意を払いましょう。
【ポスト】無断転載や不確かな情報をポスト・リポストしない
X(旧Twitter)は、他のアカウントの投稿したポストを無断転載するのはマナー違反。また、著作権法に抵触するような投稿や不確かな情報を投稿することは絶対やめましょう。
【ポスト】ポスト・DMは送信前に内容を読み返す
X(旧Twitter)では、ポストやDMを送信すると、基本的には編集や取り消しができません。
【ポスト】位置情報をポストに追加すると次回以降も自動的に追加される
X/Twitterでは、ポストに位置情報を追加することが可能。位置情報を追加すると、自分がどこにいるかや、その場所に関する情報を共有できます。
この位置情報は、一度追加すると次回以降も追加されます。特に初心者のうちは、位置情報の追加は慎重に行うことをおすすめします。フォロワーに意図せず「自分の位置情報を共有してしまう」可能性があります。
【ポスト】「センシティブな投稿」や「シャドウバン」に要注意
X(旧Twitter)では、センシティブな投稿などが原因で「シャドウバン」されることがあります。シャドウバンは、X(旧Twitter)側から警告がないものの、ポストが検索結果に表示されなくなる制限のこと。
シャドウバンは「こっそりと行われるXによる当該アカウントへの規制」と言えます。つまり自分のポストやリプライが思ったように他の人に見てもらえなくなり、Xを利用している意味自体が大きく失われてしまいます。よってシャドウバンの対象となりえるような使い方は避けましょう。
【アカウント周り】X/Twitter初心者が絶対にチェックすべき3つの設定
X(旧Twitter)を使い始めているということは、アカウントの開設自体は完了しているでしょう。しかし、「2要素認証」など、セキュリティやプライバシーに関わる設定を詳しく把握している方は少ないのでは。
そこで、初心者がチェックすべき3つの設定を紹介します。
【アカウント設定】13歳未満になる誕生日を設定しない
X(旧Twitter)は13歳未満は利用不可。そのため、ペットやイベント、施設などのアカウントであっても、13歳未満となる誕生日は設定しないようにしましょう。
【乗っ取り対策】2要素認証をオンにする
X(旧Twitter)の「2要素認証」とは、アカウントログイン時にユーザー名(もしくはメールアドレスもしくは電話番号)とパスワードの入力にくわえ、別の認証も行う二段階のログイン方法のこと。2要素認証をオンにすることで、Xのアカウントが乗っ取られるリスクを最小限にできます。
2024年1月現在、無料ユーザーは認証アプリもしくはセキュリティキーを使って2要素認証ができます。設定方法は以下の通り。
2要素認証は「めんどくさい」と思うかもしれませんが、意外と多くの方が他サービスでも日常的に使っているメールアドレスとパスワードの組み合わせをそのままXでも利用しているのでは。
つまりXのアカウントが乗っ取られると、そこから他サービスも同じメールアドレス・パスワードの組み合わせで乗っ取り被害の対象となるリスクがあります。2要素認証はオンにしましょう。
【乗っ取り対策】不審なアプリは連携しない
不審なアプリとの連携はアカウント乗っ取りの原因となります。
連携しているアプリの解除方法は以下の通り。
【垢バレ】X/Twitter初心者が「垢バレ」の予防策として注意すべき3つの点
ネットとリアルの世界を切り離したい、つまりX(旧Twitter)のアカウントをリアルの友人や家族に知られたくないという方も少なくないでしょう。
いわゆる「垢バレ」を防ぐ方法をご紹介します。
【垢バレ】他のSNSなどに投稿した画像を使いまわすのは要注意
たとえば他のSNSはリアルの友人や家族に知られている場合、隠したいと思っているアカウントに同じ写真を投稿してしまうと、その写真が原因でアカウントがバレてしまうことがあります。
X(旧Twitter)に画像や動画を投稿する際には、他のSNSやブログなどには投稿していないものを使うようにしましょう。
【垢バレ】電話番号や連絡先のアップロードに注意
X(旧Twitter)には、自身の端末に登録されている「連絡先情報」をアップロードできる機能があります。
【垢バレ】いいねやスペースへの参加に要注意
X(旧Twitter)では、気に入ったポストに「いいね」できる機能がありますが、「いいね」した人は元のポストから遡って見ることができます。そのため、自分の趣味嗜好を知っている人に「いいね」からバレてしまう恐れがあります。
【参考】知り合いにバレずにX/Twitterを楽しむには?
せっかくの機会なので知り合いに垢バレしないで、X(旧Twitter)を楽しむためのコツもご紹介します。X/Twitterの醍醐味の1つが、リアルとは別のコミュニケーションも楽しめることなのでぜひ初心者の方は参考にしてください。
「見つけやすさ」をオフにしよう
まず、「見つけやすさ」をオフにしておくことがおすすめ。「見つけやすさ」をオンにしていると、登録しているメールアドレスや電話番号からアカウントを知られてしまうおそれがあります。
設定方法は以下の通り。
連絡先との同期は解除
うっかりアドレス帳を同期してしまったときは、以下の方法で同期を解除しましょう。
X/Twitterにアップロードした連絡先も削除
同期を解除するだけでなく、アップロードしてしまった連絡先を削除することもおすすめします。手順は以下の通り。
位置情報を含めたポストはしない
前述の通り、X(旧Twitter)では位置情報を入れたポストを投稿できますが、垢バレの原因になりかねないため、位置情報を入れることはおすすめしません。
【参考】X/Twitterの初心者が知っておくと便利なポスト・DMの仕様について
ポストやDMには、初心者が知らないと困る仕様もいくつかあるので要注意。ここでは、X(旧Twitter)の初心者が知っておくと便利なポスト・DMの仕様について紹介します。
鍵垢(非公開アカウント)から相手に返信(リプライ)しても届かない
鍵垢、いわゆるポストを非公開にしているアカウントが、フォローを許可していないアカウントに返信(リプライ)しても、相手からはその返信が見えません。
ポストは削除しても残る場合がある
ポストは削除しても、すぐに消えるわけではありません。
ポストは編集できない
先述した通り、一度投稿したポストは基本的に編集できません。
DMは送信取り消しが不可
送信済みのDMは削除ができません。
DMには「既読機能」がある
X(旧Twitter)のDMには既読機能があります。
ただし、DMの既読を表示するためには、既読通知の表示設定をオンにしておく必要があります。設定方法は以下の通りです。
【参考】X/Twitter初心者が知っておくと便利なマナーについて
初心者が知っておきたい、X(旧Twitter)のマナーをご紹介します。
「巻き込みリプ」はマナー違反と見なされやすい
「巻き込みリプ」とは、ポストに返信をする際、関係ない人も宛先に入れてしまうこと。別のアカウント同士で展開されていた会話に返信する際などに起こりがちです。
短時間での大量フォロー、大量いいねも要注意
短時間での大量「いいね」やフォローは「スパム」と判断され、シャドウバンの対象になることがあります。
内容を広めたい場合はパクツイではなく「リポスト」しよう
他人のツイートを盗用して、自分のオリジナル投稿のように見せかける「パクツイ」は、他ユーザーからの印象が悪くトラブルの原因になります。良いと思った情報を広めたい場合は、「リツイート」を積極的に活用しましょう。
まとめ
X(旧Twitter)初心者が注意すべきポイントを解説しました。注意点やマナーが多くて大変ですが、こうしたポイントをしっかり押さえておくことで、他のアカウントとの交流もスムーズになります。
なお、不安なときは最初はアカウント登録せずに「見るだけ」で使うのもおすすめです。
※サムネイル画像(Image:BongkarnGraphic / Shutterstock.com)