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年賀状などの「書き損じはがき」の交換、8割が知っているのに利用しないのはなぜ?【フタバ調べ】

年賀状を書く際に、書き損じをしたことはありませんか? 実は、“書き損じはがき”には交換制度があります。実際にこの制度を利用する人はどの程度いるのでしょうか。そこで今回は、「書き損じはがきの交換率に関するアンケート調査」をご紹介します。

書き損じはがきの交換制度の認知度は8割! 一方で利用者は6割にとどまる結果に

年賀状などの「書き損じはがき」の交換、8割が知っているのに利用しないのはなぜ?【フタバ調べ】の画像1
書き損じはがきの交換制度の認知度は8割(「フタバ株式会社」調べ)
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フタバ株式会社では、20~80代以上の男女200人を対象に「書き損じはがきの交換率に関するアンケート調査」を実施。

まずはじめに「書き損じはがきは郵便局で切手やはがきなどと交換できることを知っていますか?」と質問すると、全体の80%が「はい(知っている)」と回答し、高い認知度であることがわかりました。

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書き損じはがきの交換経験がある人は6割にとどまる(「フタバ株式会社」調べ)

次に「書き損じはがきを郵便局で交換したことはありますか?」と質問すると、60.5%が「ある」、39.5%が「ない」と回答しました。認知度は8割にのぼっていたものの、実際に利用した人は6割程度の結果となっています。

交換しない理由をたずねると、「何となく貧乏臭さを感じてしまうから」「そこまでするのが面倒。書き損じが恥ずかしく思うから」「プラスの手数料がある事と住所や手書きの文章などをそのままで交換する事に抵抗がある」といった声が寄せられました。

一方、交換する人からは「お得なサービスだと思うから」「20歳ぐらいまでは親のすすめで交換してもらっていましたが、大人になってからは交換していないです」「1枚の価格も上がり、ただ処分するのはもったいないと思うから」「そのまま捨ててしまうより、交換手数料はかかるけど、切手などに交換したほうがお得」という声があがっています。

書き損じはがきの交換頻度は「毎年交換する」と「2~3年に1回」が4割超え

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書き損じはがきの交換頻度、「2~3年に1回」と「毎年交換する」が同率1位に(「フタバ株式会社」調べ)

「書き損じはがきが出たらどのくらいの頻度で交換していますか?」と質問すると、「2~3年に1回」と「毎年交換する」が同率の42.6%で最多の割合に。また、「5年以上」が13.1%、「4~5年に1回」が1.6%という結果になりました。

毎年交換する人からは、「その時に交換しないと、はがきをどこかにしまってしまい、そのまま忘れてしまいそうだからです」「それが当たり前になっているので、書き損じは家族とまとめて、タイミングで誰かが交換しに行きます」といったコメントが。交換を忘れないようこまめにおこなったり、まとめて持っていくなどの工夫をしているようです。

一方で、“2~3年に1回”の人からは「あまり書き損じが出ないので数年に一度まとめて交換する」「あまりに枚数が少ないと内容を見られるような気分になりますし、たいした額にもならないので、少しみっともない感じもします」との声が寄せられました。世間体を気にして、交換頻度を控えている人もいるようです。

また、“4~5年に1回、5年以上”と長期保管派からは「ある程度溜まってから行くので、頻繁には行きません」「書き損じがあまり頻繁に出るものではない、交換するのも他の用事のついでになる」などの理由が挙げられていました。

書き損じはがきは「捨てる」…その理由は?

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交換しない書き損じはがきは「捨てる」が6割以上(「フタバ株式会社」調べ)

最後に書き損じはがきを交換したことのない人たちに、「書き損じはがきをどうしていますか?」と質問。その結果、「捨てる」が66.7%と最も多く、ついで「残しておく」が18.9%という結果になりました。

捨てる人からは、「交換に行くのは面倒だし取っておいてもしょうがないので少しもったいない気はするが捨てている」「交換してもらえると知らなかったから」「書き損じはがきを人に見られるのは恥ずかしいですし、高いものでもないので捨てるという選択以外考えないと思います」という回答が寄せられました。制度を知らないパターン、手間を避けたいパターン、人に見られたくないという抵抗感があるパターンが“捨てる理由”として挙げられています。

一方、残しておく人からは「交換に持っていく勇気は出ないが、かと言って勿体無くて捨てられず」「メモ帳にして使います」「お年玉付き年賀はがきの抽選があるためとっておく」との声が寄せられました。捨てるのはもったいないものの、交換するまでもないことが“残す理由”になっているようです。

本調査から、書き損じはがきの認知度は高いものの、交換の手間や書き損じはがきを見られることに抵抗感を持ち、制度を利用する人は限られていることがわかりました。お得な制度ではあるものの、利用者を増やすための施策やサービスが必要なのかもしれません。

出典元:【フタバ株式会社

※サムネイル画像(Image:Shutterstock.com)※画像は一部編集部で加工しています

スマホライフPLUS編集部

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