モバイルSuicaのメリットは?
モバイルSuicaのサービスは2006年1月から始まっており、実はガラケーでも利用可能でしたが、2011年7月からはスマホにも対応し、一気に普及しました。
クレジットカードを登録することで、残高チャージやきっぷの購入などが簡単にできるため、すでにモバイルSuicaを利用している人なら、その利便性の高さを実感していることでしょう。
●モバイルSuica公式サイトは→こちら
このあと、モバイルSuicaのメリットについて解説しますが、これはカード型Suicaのデメリットにもなります。
【1】いつでも残高確認&残高チャージができる
モバイルSuicaはカード型Suicaと違い、残高確認がスマホで簡単に確認できますし、残高チャージも登録したクレカですぐに入金できます。これなら、残高不足のために自動改札機で止められることはありません。
実際にモバイルSuicaを利用していると、いつでもどこでもスマホからチャージできるのは本当に便利だと実感できます。
ちなみに、カード型Suicaでも自動販売機にタッチすることで、残高の確認は簡単にできますよ。
【2】利用履歴がスマホで簡単に確認できる
会社で交通費を精算する際にSuicaの利用履歴を確認したいときもあるでしょう。そのようなときでも、モバイルSuicaには利用履歴も記録されているので、スマホで簡単に確認できるのがとっても便利です。
もちろん、カード型Suicaでも「電子マネーICカード残高確認」といったアプリを別途スマホにインストールすれば利用履歴を確認することが可能ですが、やはり、モバイルSuicaのほうがスマートに利用履歴を確認できるでます。
【3】モバイルSuicaから定期券・グリーン券・おトクなきっぷが買える
モバイルSuicaでは、アプリから直接定期券やグリーン券、おトクなきっぷが購入できるのが便利です。
モバイルSuicaにクレカが登録されていれば、きっぷを購入するために駅の窓口や券売機を利用する必要もないので、急な鉄道の利用でもすぐその場できっぷを購入できるのです。
カード型Suicaの場合はえきねっとできっぷを購入しても、手持ちのカード型Suicaと連携する必要があるので、ここまでスムーズにはきっぷを購入できません。
【4】JRE POINTがめちゃくちゃ貯まる
JR東日本のポイントサービス「JRE POINT」は、事前に会員になってSuicaを登録しておけば、残高チャージしたり駅ビルの加盟店においてSuicaで買い物をするたびにポイントが貯まります。
しかし、ポイント還元率はカード型Suicaよりも、モバイルSuicaのほうが高いので、ポイントをザクザク貯めたいならモバイルSuica一択でしょう。
たとえば、モバイルSuicaの残高で鉄道に乗ると2%(50円で1pt)ですが、カード型Suicaの場合は0.5%(200円で1pt)しかポイント還元されません。
また、モバイルSuica定期券の購入でも2%還元されますので、6カ月定期ならけっこうポイントが貯まりますよ。
●JRE POINT「登録したSuicaで鉄道に乗って貯める」は→こちら
【5】預り金(デポジット)がいらない
実は、カード型SuicaはJR東日本から貸与されているものなので、購入時に預り金(デポジット)の500円が必要となります。
しかし、最初からモバイルSuicaにしておけばデポジットは必要ありません。
たった500円のことですが、カード型Suicaを払い戻すには、わざわざみどりの窓口やエキナカATM「VIEW ALTTE」で手続きする必要があるうえに、別途、手数料も取られますので、新規で入手するならモバイルSuicaのほうがいいでしょう。
【6】サイフやカードを出さずにスマホで電車に乗ったり買い物できる
当然のことですが、モバイルSuicaなら改札でスマホをかざすだけで列車に乗ることができます。
カード型Suicaのように、いちいちパスケースやサイフを取り出してタッチする必要はありません。もちろん、コンビニでの買い物でも同じです。
持ち物をできるだけ少なくしたい人にとっては、実はこれがいちばんモバイルSuicaの利点になっているのかもしれませんね。
まとめ
いかがでしょうか? 今回は、「カード型Suica」と「モバイルSuica」それぞれのメリットとデメリットを紹介しました。
言うまでもなく、カード型Suicaはカードという形で独立している点が最大のメリットで、スマホに機能を集約させたくないユーザーに重宝されています。
逆にモバイルSuicaは、スマホに機能を集約させてスマホだけで生活したいミニマリストなどにはピッタリ! もちろんJRE POINTの還元率が高い点も見逃せませんよね。
アナタはどっち派ですか?