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約半数が経験した“グレーゾーンハラスメント”とは? 無視や舌打ちが退職のきっかけに

「グレーゾーンハラスメント」という言葉は聞いたことがあるだろうか。ハラスメントとまで言えないが、不快感や戸惑いを覚える言動のことを指す。KiteRaは「職場のグレーゾーンハラスメント実態と社内規定の機能性に関する調査」を実施。どういった言動がグレーゾーンハラスメントなのか、受けた側はどのような言動で退職を検討するのか。その実態が明らかとなった。

約半数が経験した“グレーゾーンハラスメント”とは? 無視や舌打ちが退職のきっかけに
(Image:「photoAC」より)
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上司からの“ため息や舌打ち”の経験26.2%で最多 “無視・仲間外れ”の経験9.5%

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約半数が何らかのグレーゾーンハラスメントを受けた経験があると回答(「株式会社KiteRa」調べ)

社内規程DXサービス「KiteRa Biz(キテラビズ)」と社労士向けサービス「KiteRa Pro(キテラプロ)」を提供する株式会社KiteRaは、6月13日~17日、18歳~65歳のビジネスパーソン1,196人を対象とした「職場のグレーゾーンハラスメント実態と社内規程の機能性に関する調査」を実施。

業務上または日常の職場で、上司や部下、同僚からグレーゾーンハラスメントになるような言動を選択制で尋ねたところ、「ため息や舌打ち、挨拶を返さないなど、不機嫌な態度で接された」と回答した人が26.2%で最多となった。中には「無視をされたり仲間外れにされた」という経験を持つ人もおり、こういったケースは“サイレントモラハラ”とも取れる言動で、言葉や声をかけず態度や無言のプレッシャーで相手を精神的に追い込む行為に当たる可能性もある。

「社内の飲み会や接待への参加を強制された」「過去の習慣や個人的な価値観・先入観に基づいた発言をされた」などそれまで当たり前に行ってきた習慣でも、現代ではハラスメントとして捉えられることもある。また「周囲に人がいる場所で叱られたり人格を否定するような発言をされた」といった言動は、いわゆる“公開処刑”と言われることもあり、受けた側の精神的なストレスは計り知れないものがあるだろう。
職場でこういった経験をして「退職」を検討したことがある人はどれほどいるのだろうか。

「無視・仲間外れ」の経験者のうち退職を検討した割合は70.2%と最多

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相手を思っての言動なのか、それとも意図的な加害なのか、看過できない項目が見られる(「株式会社KiteRa」調べ)

受けた言動が原因で退職を検討したことがある人は約半数に及び、背景を掘り下げていくと退職検討につながる不快な言動は「無視をされたり仲間外れにされた」70.2%で最多となった。次いで「社外の飲み会や接待への参加を強制された」66.4%、「業務時間外のプライベートな付き合いへの参加を強制された」65.1%、「業務上必要な情報を意図的に共有されなかった」64.5%という結果に。

グレーゾーンハラスメント規定を設けている企業は一部であり、まだまだその認識は世間的に低く、整備が進んでいない状況だ。人材流出を防ぐためにも、意図的な加害と無自覚な配慮不足の両面から意識をしておくとよさそうだ。

出典:【株式会社KiteRa】

※サムネイル画像(Image:「photoAC」より)

スマホライフPLUS編集部

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