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【マイナ保険証一本化】便利さは感じるが…個人情報の不安37%が示す“マイナ保険証の課題”

2025年12月2日から、健康保険証とマイナンバーカードが完全に一本化されます。メットライフ生命保険が、マイナンバーカードの利用経験や携帯状況、マイナ保険証一本化への意識について調査したところ、利便性への期待と個人情報管理への不安が混在している実態が明らかになった。

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マイナンバーカードの利用経験は全国平均で75.1%

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マイナンバーカードを使ったことがある人の割合(「メットライフ生命保険株式会社」調べ)

メットライフ生命保険では、2025年5月30日~6月3日、全国の20代~70代の男女14,100人を対象に、「全国47都道府県大調査2025 ~社会情勢の変化と将来への備え~」でマイナンバーカードの利用経験の有無や意識について調査を実施。

まずマイナンバーカードを利用したことがあるかを尋ねると、全国平均では75.1%が「ある」と回答。その中でも中国地方が77.1%で最も高く、次いで東北地方76.3%、九州地方76.2%、北海道75.7%、関東地方75.6%と続いた。

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マイナンバーカードを普段持ち歩いている人の割合(「メットライフ生命保険株式会社」調べ)

次に、普段マイナンバーカードを持ち歩いているかを尋ねると、全国平均では持ち歩いていると回答した人の割合が60.9%。地域別では九州地方が65.6%と最も高く、中国地方64.2%、東北地方63.8%、中部地方62.6%、関東地方60.1%という結果に。

マイナ保険証への移行を目前に控え、マイナンバーカードを多くの人が利用していることがわかったが、日常的な携帯率の向上の余地はまだ残っている状態といえるだろう。

マイナ保険証に期待することは「本人確認の手続きがスムーズにできること」

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マイナ保険証一本化への意識(「メットライフ生命保険株式会社」調べ)

マイナ保険証への一本化を前に行われた意識調査では、「マイナンバーカードで各種の本人確認が簡単にできて便利」と回答した人の割合は全国平均で62.8%だった。地域別では九州地方が65.7%で最も高く、近畿地方は60.8%とやや低めだが、全体として大きな差は見られない。

一方、「マイナンバーカードで個人情報をさまざまな手続きに使うのは不安」と回答した人は全国で37.2%にのぼった。マイナンバーカードの利用に関して、注意点や運用方法への理解が十分とはいえない状況もうかがえる。

まだマイナ保険証へ切り替えていない人は、紙やプラスチック製の健康保険証が完全に廃止される前に、利用方法や注意点を確認しておくことが望ましい。

出典:【全国47都道府県大調査 2025 ~社会情勢の変化と将来への備え~
出典:【メットライフ生命

※サムネイル画像(Image:Shutterstock.com)

スマホライフPLUS編集部

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