日本の成人の平均睡眠時間は7時間22分。睡眠の量は十分のように感じますが、毎朝スッキリと起きられない人も多いのではないでしょうか。睡眠の質についてどのように感じているのか気になるところです。今回は、「睡眠の質に関する実態調査」をご紹介します。
約9割が「毎朝スッキリ起きられない…」

テンピュール・シーリー・ジャパンでは、国内に住む平日の睡眠時間が7時間以上の1,000人を対象に「睡眠の質に関する実態調査」を実施。
はじめに毎朝の目覚めに関する状況を質問すると、毎日スッキリと起きることができると回答した割合は約1割(13.7%)にとどまる結果になりました。約9割(86.3%)がスッキリ起きられない日があると回答しています。
このことから、7時間以上の睡眠を確保できている一方で、睡眠の質が悪い人が多いと考えられます。

世代別に見ると、20代の男女は59.5%、30代は53.5%が「スッキリと目覚めていない」と回答しており、特に若年層の睡眠の質に課題があると言えます。
睡眠の途中で目が覚めることがある人は約8割

次に「朝、起きた時に疲れを感じることがありますか?」とたずねると、約7割(65.5%)が「疲れを感じている」と回答。その中で、週に2回以上疲れを感じる人は約7割(71.1%)、週4日以上と回答した割合は約4割(36.2%)であることが明らかになりました。

加えて「夜、睡眠の途中で目が覚めることはありますか?」とたずねると、約8割(78.9%)が「夜、睡眠の途中で目が覚めることがある」と答えました。7時間以上の睡眠時間を確保するように工夫しても、「毎日」途中で目覚める人は29.9%、週2回以上起きてしまう人は81.4%と、多くの人が睡眠の質に課題があるとわかります。


最後に「睡眠の途中で目が覚める理由やタイミングを教えてください」とたずねると、約7割(73.0%)が「トイレに行くため」と回答しました。次に多かったのは約2割(24.3%)の「寝返り」でした。
世代別で見ると、30代・40代の女性は、「隣の人のいびき」が気になって途中で目覚めてしまう人が多いようです。
本調査から、7時間以上睡眠を確保していても、朝スッキリ起きられなかったり、夜途中で目覚めてしまったりと、睡眠の質に課題があることがわかりました。目覚めの良い朝を迎えるために、テンピュールの枕やベッドをはじめ、自分自身がしっかりと睡眠を取れる環境を整えていきたいですね。
出典:【テンピュール・シーリー・ジャパン】
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