【3】座席が完全に暗くならず音がうるさい
ノビノビ座席は廊下側(足元)のカーテンを閉めることができますが、廊下の電気は一晩中点いているので、完全に暗くなることはありません。もし、真っ暗でないと眠れないという人は、アイマスクが必須です。
サンライズ出雲の走行音はさほどうるさくありませんが、なかには音が気になって眠れない人もいると思います。その場合は、やはり耳栓は用意しておいたほうがいいかもしれません。最近はノイズキャンセル機能付きのイヤホンで代用することもできますよ。
また、冬は暖房が効いていて列車内の空気が乾燥するので、喉がガラガラになることもあります。マスクも用意しておいたほうがいいかもしれませんね。
【4】スリッパがない
寝台個室にはスリッパが用意されていますが、ノビノビ座席にはありません。トイレやシャワー、ラウンジの利用で列車内を移動するときには、やはりスリッパがあったほうが何かと便利なので、できれば使い捨てスリッパなどを用意しておきましょう。
また、1階には床下に靴を納めるスペースがあり、2階は階段の最上段に靴を納めるスペースがあるので、ここに置くことができます。
ただし、ブーツや大き目の靴は無理なので、あらかじめコンビニのビニール袋を用意して座席に置くようにしましょう。
ちなみに、ノビノビ座席には浴衣も用意されていないので、寝るときに着るスエットなども忘れずに持っていったほうがいいと思います。ただし、女性の場合はトイレなどで着替えるしかないと思いますが……。
【5】コンセントが廊下にしかない
寝台個室と違い、ノビノビ座席では座席ごとにコンセントが設置されていません。廊下に3カ所コンセントがありますが、大切なスマホを廊下に放置して充電するわけにいきませんよね。
というわけで、実はノビノビ座席ではここがいちばんの注意ポイントになると思います。
やはり、スマホやタブレット、ノートパソコンなどは事前に満充電にしておき、万一のときはモバイルバッテリーで凌ぐしかありませんね。
【6】長時間の移動なので退屈
サンライズ出雲では、夜明けまでラウンジで食事をしたりシャワーを浴びるくらいしかイベントがありません。
もちろん、お酒を飲んですぐに寝てしまえばいいのですが、揺れたり興奮してなかなか眠れない人も多いと思います。
そのようなときは、スマホで音楽を聴いたり、タブレットやパソコンで動画を観たりして時間をつぶす準備をしたほうがいいでしょう。
また、Amazonプライム・ビデオやNetflixなどは、動画をダウンロードしておけばオフライン(ネットがつながっていない状態)でも視聴できますので、事前に準備しておくといいでしょう。
ただし、列車がかなり揺れるので、長時間画面を見ていると酔ってしまうこともあります。
まとめ
いかがでしょうか? 今回はサンライズ出雲のノビノビ座席で快適に過ごすためのグッズを紹介しました。とくに、床が固いのでマットがあるかどうかで快適さがまったく違います。今回はしっかり準備していったおかげで、数時間は眠ることができました。
また、最近はバッテリーで動作するデバイスが非常に多くなってきたので、電源の確保は必須です。必ずモバイルバッテリーを持っていきましょう。
もちろん、サンライズ出雲に食堂車はなく、アルコールや弁当の販売などもないので、食事やドリンクは翌朝の分も用意しておけば完ぺきですね。