タブレット端末と言えばアップルのiPadが主流だが、中古でも数万円と、なかなかの高額商品だ。その点、GoogleがOSのAndroidなら、低価格な商品も数多くあるため、検討した人も多いのではないだろうか。Androidタブレットの購入を悩んでいる人のために、情報比較サイト「Picky’s」を運営するrentryが調査したAndroidタブレットユーザーのアンケート結果を見てみよう。
Androidタブレット購入の決め手 1位“コスパの良さ” 価格×機能性も重視

調査は2025年3月21日〜24日、Androidタブレットを購入したことがある10代~70代の男女100人を対象に実施された。「Androidタブレットを選んだ決め手」について尋ねたところ、最も多かった回答は「コスパの良さ(61件)」で、全体の約4割を占めたほか、次いで「スペックと価格のバランス(37件)」となり、価格と機能性を重視するユーザーが多いことがわかった。
使い勝手の良さも購入の決め手となったようで、「Androidアプリが使えること(26件)」や「Googleアカウントとの連携(18件)」といった回答も一定数見られた。ユーザーからは「性能のわりにiPadより安価」「スマホと同じメーカー品にしました。使いやすさと耐久性、安全性です」などの声が寄せられ、さまざまな理由でAndroidタブレットが選ばれていることが明らかになった。
では、実際の使用感はどうだろう。
Androidタブレットの良かった点 “価格の安さ”に加え“画面の大きさ”や“操作性”も◎

実際にAndroidタブレットを使って「ここは良かった!」と感じた点について尋ねた。すると「画面の大きさ」や「動画視聴時でもサクサク動作が進む快適性」、「コスパの良さ」に関するコメントが頻出しており、多くの利用者が価格面以外でも満足していることが明らかになった。

満足度とは対照的に「これは失敗した…」「後悔ポイント」など、不満に感じた点も尋ねたところ、「Wi-Fi接続が不安定」「動作が重い」「アプリ対応に制限がある」など、性能面や環境依存についての声が多く挙がっていた。一方で、「とくになし」や「満足している」といったポジティブな回答も一定数見られ、総じて満足度が高い人が多いようだ。

人気のAndroidタブレット端末も調べたところ、最も多かったのはサムスンの「Galaxy Tab A9+」とNECの「LAVIE Tab」シリーズで、それぞれ3票ずつ支持を集めた。コスパと性能の良さでバランスが取れている「Xiaomi Pad」「TECLAST P30」「Lenovo」も人気で、ユーザーの重視するポイント(価格・スペック・信頼性)により、購入機種が分散されるようだ。
選択肢が幅広くあるのは良いことだが、一方で、機種選びは迷うことになりそうだ。購入時の参考になるよう、最後に購入者からのアドバイスも載せておこう。

出典:【Picky’s】
※サムネイル画像(Image:Framesira / Shutterstock.com)