iPhone SEシリーズの後継として2月28日に発売予定のiPhone 16e。アップルからの発表によると、カラーバリエーションはホワイトとブラックの2色のみとなり、iPhone SE（第三世代）にあったレッドはなくなってしまった。カラーバリエーションとしてはやや物足りない印象だが、みんなはどう感じるのだろうか。LiProの調査結果を見ると、ブラックとホワイトで6割以上が満足するようだ。
希望カラーはブラックが最多、続いてホワイト。販売カラーは的確だ
2025年2月13日～2月14日に、スマホを所有する10代～60代以上の男女500人を対象に実施された調査によると、iPhone 16eの購入希望カラーは「ブラック」が33.6％、ホワイトが32.7％と、発売カラーがトップ2となった。この結果を考えると、2色で展開したことはアップルがユーザーのニーズを的確にとらえている証拠と言えるだろう。「レッド」を希望している人は2.9％しかおらず、レッドを除外したことにも頷ける。
iPhone 16やiPhone 16 Plusには、ブラック、ホワイトに加えて、ウルトラマリン、ティール、ピンクといった色味も用意されているので、モノトーン以外の色を希望するユーザーは「そちらをどうぞ」というスタンスなのかもしれない。とはいえ、iPhoneカバーやケースで本体の色が隠れてしまうため、大半のユーザーはそれほどこだわっていない可能性も高い。
iPhone 16eはファッション性よりも実用性を重視する傾向
iPhone 16eのカラーを選ぶ基準についての回答を見ると、「長く使える定番カラー」と答えた人は59.5%と、全体の約6割を占めている。スマホは今や高級品。新しいモデルへ頻繁に買い替えるものというより、長く使っていくものという意識が高いことがうかがえる。2位は「個性的な色」が9%、3位「トレンド感のある新しい色」が7.5%だったが、いずれも10%以下と少数で、ファッション性よりも実用性を重視しているようだ。ブラックやホワイトに人気が集中するのも納得だろう。
また、ボディ素材として好ましいものを尋ねると「マットな質感のアルミニウム」が58.6％、「つや消しガラス」が21％、「光沢のあるガラス」が15.2％という結果だった。アップルがiPhone 16eに採用したのは「航空宇宙産業レベルの頑丈なアルミニウムボディ」で、こちらも、ユーザーニーズを満たしていると言える。
今後もユーザーニーズを満たしつつ、アップルらしい遊び心と個性を発揮してほしい。
出典:【LiPro】
※サムネイル画像は（Image:「Apple」公式サイトより引用）
